じっぴコンパクト
三国志 勝つ条件 敗れる理由

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  • サイズ B40判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408107592
  • NDC分類 222.043
  • Cコード C0222

内容説明

気鋭の歴史作家・加来耕三が三国志の名だたる戦いから、勝利するための原理・原則のソフトウェア面(知略編)を徹底分析し、現代のビジネスおよび人間関係に応用自在なノウハウを伝授する。“兵法三十六計”“孫子”“韓非子”に通底する“勝つための極意”を詳述。あわせて、まんが『三国志』で金字塔をうち立てた横山光輝の絵をふんだんに使用、臨場感たっぷりの内容となっている。

目次

第1章 相手の隙につけ入る『詭計』で勝つ極意(勝つ条件 瞞天過海の計 天を瞞いて海を過る―敗れる理由 相手に対するイメージに人はどうしても縛られてしまう;勝つ条件 反間の計 敵の間を離反させる―敗れる理由 仲がよい二人にはつけ入る隙がないものと人は考える ほか)
第2章 相手の思惑につけ込む『謀計』で勝つ極意(勝つ条件 連環の計 環を連ねて敵を葬る―敗れる理由 強い力を持つと、人はその力を過信するようになる;勝つ条件 順手牽羊の計 手に順いて羊を牽く―敗れる理由 人は必ずわずかなミス、不注意をしてしまうものである ほか)
第3章 相手の力を利用する『奸計』で勝つ極意(勝つ条件 借屍還魂の計 屍を借りて魂を還す―敗れる理由 利用できる者がいるにもかかわらず、それを活かさない人は失敗する;勝つ条件 二虎競食の計 二虎を競わせ共食いさせる―敗れる理由 強い者同士は仲違いしやすい ほか)
第4章 相手の裏をかく『奇計』で勝つ極意(勝つ条件 金蝉脱殻の計 金蝉が殻を脱する―敗れる理由 ピンチをわずかでも挽回できない人はチャンスをつかめない;勝つ条件 暗渡陳倉の計 暗に陳倉を渡る―敗れる理由 こちらの急所(ポイント)を相手に悟られると負ける ほか)
第5章 相手の虚をつく『秘計』で勝つ極意(勝つ条件 錦嚢の計 錦の嚢を託す―敗れる理由 人は自分ができることは相手もできるものと錯覚しがちである;勝つ条件 面従腹背の計 面は従い腹では背く―敗れる理由 上位になればなるほど、人は他人の言うことを聞かなくなる ほか)

著者等紹介

加来耕三[カクコウゾウ]
昭和33年(1958)、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業。同大学研究員を経て、歴史家・作家として正しく評価されない人物・組織の復権をテーマに、精力的に著作活動を行なっている。「歴史研究」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

D4C

7
三国志、キャラクター解説の本は数々見てきたけれど、用いられた権謀術数に関して解説をした本はこれが読むのが初めて。苦肉の計、連環の計などは読めるけど、大半は、ん?何て読むのこの字?というような名前ばっかりで、ちょいと苦笑。ありそうでなかった本で、興味深く読まさせていただきました。2016/08/29

T.Morimoto

1
読了。ビジネスマン向けの分かりやすい一冊。横山光輝先生の絵がいいアクセント。これで興味を持ったならば、是非とも吉川英治先生の三国志を読んでいただきたい。2014/12/10

アーキー

0
★★★☆☆  722017/11/02

Naota_t

0
2011/03/172011/03/17

アイランド

0
三国志の物語を通して人の様々な心理状態を知ることができた。社会の生き方のヒントが書かれていると感じた。2021/01/30

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