ゲゲゲの女房―人生は…終わりよければ、すべてよし!!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408107271
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

巨人・水木しげると連れ添って半世紀。赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、そして幸福とは何かを語る現在…常に誰よりも身近に寄り添っていた妻がはじめて明かす、生きる伝説「水木サン」の真実!布枝夫人にとって、夫と歩んだ人生とは、どんなものだったのか…!?水木しげる夫人が、夫婦の半生を綴った初エッセイ。

目次

1章 静かな安来の暮らし
2章 結婚、そして東京へ
3章 底なしの貧乏
4章 来るべきときが来た!
5章 水木も家族も人生一変
6章 名声ゆえの苦悩と孤独
7章 終わりよければ、すべてよし

著者等紹介

武良布枝[ムラヌノエ]
昭和7(1932)年、島根県安来市大塚町生まれ。昭和36(1961)年に水木しげる(本名:武良茂)と結婚。以来、半世紀近く、マンガ家・妖怪研究者として活躍する水木しげるを支え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

157
ゲゲゲの女房 2010.09発行。大活字本。 「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるの妻・武良布枝さんの一代記です。 波乱万丈ですね、平凡な家庭から嫁いだ布枝さんが、見合いの釣書(経歴書)と違って貧乏のどん底から超有名人になるまでの物語です。 水木しげるさんは、一徹な人なんですね。こうと決めたら周りで何を言われても貫き通す気持ちが強い人だと感じ取れます。 ここまで売れなく、食うや食わずの生活なら転職を考えたと思いますが、マンガを描くことに徹したのは凄いと思います。 🌿続く→2020/11/24

mitei

124
まさに若い頃の苦労は買ってでもせよということわざがピッタリな人生だなと思った。特に冒頭の写真や、奥さんの文章から幸せな雰囲気が滲みでていて自分もこんな人生を歩みたいなと思った。2011/08/05

kinkin

120
見合いをしてから5日で水木しげる氏と結婚した妻の武良布枝さんの著書。水木しげる氏との東京へ出てきたからの赤貧時代はその日の食べるものにも困りありとあらゆる物を質入れしたり、貸本漫画の稿料を取りに出版社へ出向いても出版社が倒産していたことなどが書かれている。後半は子供もできて次第に漫画家生活が順調に回り始めたこと、とにかく漫画漬けの氏のエピソード。つげ義春氏も水木しげる氏の助手をつとめていたこと知った。氏の漫画についてはまだまだ多くのエピソードが残っていると思う。図書館本2019/08/11

財布にジャック

94
「NHKの朝の連ドラ観てる?」最近沢山の友人に聞かれて吃驚した。慌てて観てももう話が進んでしまっていてついていけないようなので、原作を読みました。なるほど~。沢山の人が連ドラに夢中になる気持ちがよくわかります。漫画家としても素晴らしいけど、水木さんて家族思いで優しくて素敵な方だと思いました。それ以上にこの本を書かれた奥様には爪の垢を貰いたいと思いましたが・・・。2010/07/18

パフちゃん@かのん変更

92
水木しげるの信念の強さ、奥様の懐の深さ、素晴らしいです。奥様は「生まれてきたから生きている」といった感じの方なのだそうだが、若い頃の貧乏暮らしや水木氏の親や兄弟を優先させる生き方には素直に納得できないかもしれない。奥様できた人です。「終わりよければすべてよし」いいですね。2012/06/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2822
  • ご注意事項