漢字のなぞかけ字謎のふしぎ―あなたの日本語IQが上がる

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408017211
  • NDC分類 811.2
  • Cコード C0095

内容説明

一口で言えば、漢字を当てるパズル、またはなぞかけである。しかし、いわゆるパズルやなぞかけとも違う。字謎は、漢字に隠されている面白い意味や意外な事実を明らかにする知的なゲームや文芸でもある。中国で生まれた文字は、古代の人々のものの考え方、行動や暮らし方、それらを制限する当時の社会の規範などが、文字を創るときに反映されている。そのため、字謎で漢字を分解していくと、漢字一つから古代の社会や歴史、哲学、さらには美学までが見えてくる。本書では、字謎を解読しながら、そうした古代の文字製作者たちが文字に込めた、あるいは文字に隠した意図の解明にできるだけ近づき、漢字の面白さを伝える。

目次

1 トレーニングの時間 漢字と字謎(魚介類の漢字;酒のある漢字;人のいる漢字;女と男のいる漢字;虫のいる漢字 ほか)
2 鑑賞の時間 字謎の古典・名句・秀句傑作集(字謎の古典傑作集;字謎の名句・秀句傑作集)
3 歴史の時間 落首からスタートした字謎二千数百年の歴史

著者等紹介

清水潔[シミズキヨシ]
フリーライター。エディトリアルデザイナー。東京都生まれ。1973年出版社を退職。夫婦でインドとネパールを放浪時に、各地の風俗と自然を収集。帰国後、考現学的にまとめた『インド・ネパール旅の絵本』(伝統と現代社、後に旺文社文庫)を出版。当時の閉塞状況にあった学生達の関心を集め、インド精神世界への旅ブームの火付け役の一人となる。帰国後は、日本の「もの」を通して見た風俗を取材して考現学的にまとめ『街に煙突があったころ』(毎日新聞社)を刊行、話題を提供した。理科離れが進む児童達の興味を引き戻す書籍の必要性を感じ、1981年より毎夏、実業之日本社から昆虫などの小動物や草花、天体、地球環境などの自然図鑑や解説書を執筆刊行。俳句総合雑誌「俳句αあるふあ」(毎日新聞社)には、創刊企画時からエディトリアルデザイナーとして参加。1980年よりマスコミ志望の専門学校の学生に、企画発想法とマスコミ文章の技法を指導する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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つー

0
漢字を覚える一助に、と思ったが、少し方向性が違っていた。知識としてはおもしろかった。2018/01/12

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