出版社内容情報
台湾人が今も日本人に憧憬の念を抱く理由とは?台湾に7年住んだ著者が、台湾の人々との関わりから日本の魅力を再発見していく。
内容説明
台湾を訪れると、台湾人は親切で、日本のことをよく知っていることに気付く。しかし、台湾人はなぜこれほど親日なのだろう。いやそもそも、本当に台湾人は親日なのだろうか?そんな疑問を解決すべく、台湾全土を歩き、世代や民族問わず話を聞いてみると、私たち日本人や日本という国が忘れかけていた「日本人らしさ」が浮かび上がってきた。隣国に暮らす人々が日本にどんな思いを寄せているのか。ありのままの姿がここにある。
目次
序章 “親日国”台湾で暮らして
1章 日本は良い国?悪い国?―二世の目に映る「日本」(日本は社会全体にSOP(標準作業手順書)がある
ひとつのことに没頭し、徹底的に掘り下げる。やっぱり日本人はやることが違う ほか)
2章 「生まれ変わったら日本人になりたい」―変わらぬ憧憬の対象である“日本精神”(センスとは礼儀のこと。日本人は本当にセンスがいい。だから私は日本人が大好きなんです;日本人は職人です。わずか数ミリの差にこだわる仕事が、美しい建物を造る ほか)
3章 いまだに息づく「台湾の中の日本」―日本の教育がもたらした美風(日本人は紀律や秩序を重んじる。それが先住民に合ったようです;日本兵は立派だった。でも戦争が終わったことは嬉しかった。一度は日本へ行ってみたかったね ほか)
4章 今の日本も捨てたもんじゃない!―若者が語る現代風“日本精神”とは(日本精神は、自己犠牲にあり;日本人には、「純日本」「海外経験」「帰国子女」の3タイプがあります ほか)
著者等紹介
光瀬憲子[ミツセノリコ]
1972年、神奈川県横浜市生まれ。米国ウエスタン・ワシントン大学ジャーナリズム学科卒業。1995年に台北の英字新聞社に就職。1998年に台湾人男性と結婚。2001年に上海移住。2004年に離婚して日本に帰国。執筆や台湾旅行講座、英・中・日の翻訳を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Noboru
ひろただでござる
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