内容説明
美しい形は名もなき多くの職人たちに支えられている。竹・ヤンリーパオ・シルク・綿布・漆・チーク・真珠貝など、素敵なものづくりをとおしてタイの優しい素顔に出会う旅。取材日記・工芸品ショップリスト収録。
目次
「美しい竹林の家」のしなやかな綿布
ダンおじさんとチンダーおばさんの漆工芸
国境の山中で育まれたシルクの織物
メラモ難民キャンプの竹細工
美しい涙の粒のペンダント
古都が生んだヤンリーパオと影絵芝居
プラニーおばさんの竹細工
「神」と慕われる男の唐木細工
ひなびた焼き物の町で出会ったレプリカ
アユタヤ郊外の刀鍛冶とステンレスの村
著者等紹介
江本正記[エモトマサキ]
1948年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。ノンフィクション作家として活躍。タイに魅せられ20年、足繁く通い続けている
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