西丸震哉の日本百山

西丸震哉の日本百山

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  • サイズ A5判/ページ数 438p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408007489
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C2026

目次

北海道の山(大雪山;化雲山;トムラウシ山 ほか)
東北の山(八甲田山;青松葉山;早地峰山 ほか)
フォッサマグナの東の山(那須岳;田代山;会津駒ヶ岳 ほか)
フォッサマグナの西の山(白馬朝日岳・黒倉山;白馬岳;風吹岳 ほか)
西日本の山(大台ヶ原山;高千穂峰;薩摩硫黄島(鬼界島) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ターさん

1
西丸震哉氏が選んだ「日本百山」深田久弥氏の『日本百名山』に「世間の、登山者の対応が気にくわなかったのがアタマに来て、書く気になったわけだ」最近の登山客は猫も杓子もこればかりだ。中には、著作を読んだことがない人もいるそうだ。とにかく、独特の審美眼(?)で選んだ山が続く。地形図を穴が開くほど読み込み、人跡未踏の湿原を楽しんでいる。私の知らない山の楽しみ方だ。木曽御岳の賽の河原の話。人魂が「出るわ出るわ」捕虫網やハンゴウで追いかける。掌で引っ叩く。自分の顔に当たってはね返る。何とも痛快。怪人と言ってよいだろう。2021/03/18

カワセミ440

0
著者、西村さんの予備知識は全くありませんでしたが大変楽しく読むことが出来ました。今年88歳?この本を書かれたのが(出版された)のが75歳の頃のようです。博識な上、知識欲が旺盛なのが軽妙な文章からも窺わせてくれます。やっぱり、たまには創作じゃない、こういう紀行文というか山登りエッセイというか、作り物ではない『本』って良いなあって思います。有名な『日本百名山』とは違って、適度に力の抜けた文章が私を和ませてくれます。この百山のうち、登ったことのある山は3箇所だけですが、私も後いくつかの山には登ってみたい。2011/06/17

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