歴代首相物語 (増補新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784403251085
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

小泉から再び安倍へ。歴史的な政権交代を含む日本政治激動の10年をあらたに加え、明治から現在までの歴代首相を一望する待望の書。

内容説明

小泉純一郎からふたたび安倍晋三へ―日本政治激動の10年を加えた待望の増補新版!明治から現在までの全首相を網羅し、人物、政策、政権運営に迫る、近現代政治史、必読の書!

目次

1 明治(伊藤博文;黒田清隆 ほか)
2 大正~昭和初期(山本権兵衛;寺内正毅 ほか)
3 戦時下(近衛文麿;平沼騏一郎 ほか)
4 戦後(東久迩稔彦;幣原喜重郎 ほか)
5 平成(竹下登;宇野宗佑 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

桜子

11
伊藤博文から安倍晋三までの歴代首相まとめ。よくある経歴本ではなく、政治経済はもとより当時の社会・国内外の情勢も政治学者が綴ってます。学者によっては私見の多い項はあるけれども信頼性は高く、憲政史として読み進めても面白い。政治学研究が英米に劣るのは、戦後から日本学界を支配した自己満足なマルクス思想の影響があるのは否めない。明治憲法と現憲法をまたいだ吉田茂のみ例外として、「カムバック首相は1度目より必ずや偉大な首相になり自らの政治を完成させるのだ」と岸信介は発言しています。孫である安倍首相の今後に注目したい。

露頭に迷う大学生

0
加藤高明が目指したものが特に印象に残っている。イギリスの2大政党制を日本に根付かせたかっだのかもしれない。読む価値がある一冊。2020/05/06

BATTARIA

0
歴代62人の内閣総理大臣について、目指したこと・やり遂げたこと・できなかったこと、さらには彼らを総理に押し上げた時代背景と、そこで培われた人となりなどが記されている。 礼賛も断罪もせず、客観的事実をもたらした背景を冷静に考察しているのはいいが、それ故にえらく冗長な文体になってしまったのは否めない。 それにしても、大日本帝国憲法に内閣総理大臣という文言が皆無で、総理は国務大臣を指揮命令できなかったというのは驚いた。2018/11/24

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