内容説明
老中田沼意次の窮地を救った与力葛篭桃之進は、なぜか左遷され道中手形を扱う閑職、西ノ丸留守居役へ。ある朝、骨壺を抱えた旗本の妻女八重が実家の大垣までの手形を求めてきた。手続きの不備を理由に追い返すと、なんと八重は桃之進との不義密通を夫に告白し、姿をくらました!濡れ衣を訴えつつ八重の突飛な行動を探る桃之進だが、狂犬の如き夫に命を狙われ…。
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業。十一年の会社勤めを経て執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
98
新・のうらく侍「恋はかげろう」2巻。又々左遷された葛籠桃之進さん、今度は西の丸留守居役持ち込まれる難題すべて女性絡み虚しい恋心に、働き損ですが都度身体を鍛えることが出来て良かったですね。次巻も楽しみにしております。2017/10/23
ベルるるる
21
あれれ?今作のタイトルを知った時は、当然、前作の結さんへの恋心だと思った。それが、新たな女性に次々と惚れていく桃之進。もちろん「かげろう」で、桃之進だけの問題なんだけどね。今回は、西の丸の上役の下村の部下のように振る舞う安島と馬淵にがっかりしたな。のうらく者と馬鹿にされてる桃之進だけど、安島と馬淵とは一致団結して・・・みたいな部分が好きだったのに。2017/09/27
ひさか
2
2017年9月祥伝社文庫刊。書下ろし。シリーズ2作目。3話の連作短編。あまり楽しめなかったのは、旧シリーズのノリがないからでしょうか。ひとまず、次作に期待かな。2018/01/05
Masayoshi Arakawa
1
20171006 300 金、土曜と続けてJAPEXへ行って切手三昧のひを送ってました。2017/11/04