内容説明
私たちを地球につなぎ止めている重力は、宇宙を支配する力でもある。重力の強さが少しでも違ったら、星も生命も生まれなかった。「弱い」「消せる」「どんなものにも等しく働く」など不思議な性質があり、まだその働きが解明されていない重力。重力の謎は、宇宙そのものの謎と深くつながっている。いま重力研究は、ニュートン、アインシュタインに続き、第三の黄金期を迎えている。時間と空間が伸び縮みする相対論の世界から、ホーキングを経て、宇宙は一〇次元だと考える超弦理論へ。重力をめぐる冒険の物語。
目次
第1章 重力の七不思議;第2章 伸び縮みする時間と空間―特殊相対論の世界;第3章 重力はなぜ生じるのか―一般相対論の世界;第4章 ブラックホールと宇宙の始まり―アインシュタイン理論の限界;第5章 猫は生きているのか死んでいるのか―量子力学の世界;第6章 宇宙玉ねぎの芯に迫る―超弦理論の登場;第7章 ブラックホールに投げ込まれた本の運命―重力のホログラフィー原理;第8章 この世界の最も奥深い真実―超弦理論の可能性



