内容説明
このざわめきは事件の予兆!?12歳で何者かに拉致監禁された経験をもつ女子大生のましろは、他人の「殺気」を感じ取る特殊能力が自分にあると最近分かってきた。しかし、その起因を探るうち、事件当時の不可解な謎に突き当たってしまう。一方、街では女児誘拐事件が発生。ましろは友人らと解決に立ち上がるが…。一気読み必至のミステリー。
著者等紹介
雫井脩介[シズクイシュウスケ]
1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』でデビュー。05年『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
108
暑気の中で読む殺気。無駄に長すぎるところ(特に前半)を改良すればもっと面白くなるんじゃないかといつもながらに思ってしまう。2015/08/05
ニカ
61
ましろの性格があんまり好きじゃなかった。特に友部に対しての対応がぞんざいで嫌な感じだった。最後もあんな事をした相手に対して、感動に持っていくのも無理があるんじゃないかな?と思ってしまった。シリアスなのかコメディなのかよく分からないストーリーなのもイマイチだった。2024/06/23
ゆかり
58
読んでいるうちは、女子大生の日常的なストーリーだが、最後には過去の事件の真相がうまくつながり、読みごたえ感あり。2016/06/29
すたこ
41
★★★わたし的には軽すぎた印象。爽やかな女子大生ストーリーであまり読み応えを感じなかった。でも、主人公のましろや、その周りの人たちのキャラがとても良く好印象!青春モノのようでいて、きちんとミステリーもあり、ラストで一気にまとまって気持ち良かった。2016/07/10
きいたん
37
他人の「殺気」を感じる能力。主人公ましろがもつ能力だ。そしてこのましろ…20歳の女子大生なのだがとてもチャーミングな女の子だ。それは作者雫井脩介の巧さだろう。「殺気」を感じる能力、女児監禁、PTSDなどの不穏な空気と同時に描かれる女子大生の日常があまりにも普通で、ましろを身近な存在として感じさせられる。従姉妹や友人も個性的かつユニーク、さらにその会話も私達の日常のそこここにあるもので、自然と脱力してしまう。そして脱力した所に突然現れる「殺気」。そのバランスが巧い。さらっと読める日常脱力系ミステリーだった。2019/04/08




