目次
地球環境研究に必要な情報とはなにか
1 これまでの地球の気候はどのように変わってきたのか(観測された20世紀の気候の特徴;利用可能な気候データの限界;自然起源と人間活動由来の気候変化の要因;気候を再現するために必要なもう一つの環境情報―人間活動の影響の変化)
2 これからの地球の気候はどのように変わっていくのか(エネルギー資源の利用から見た人間活動の拡大;21世紀の気候変化予測;気候変化が生物圏に及ぼす影響;気候変化と生物地球科学的循環の関係)
3 人間が食料をつくることにはどのような意味があるのか(人間活動の中心である食料生産;食料生産の生態学的意義;大気中の二酸化炭素濃度上昇にともなう世界の食糧生産の変化予測;人間による植物生産力の減少の定量評価)
4 これからの地球環境と人間活動はどこへ向かうのか(結語―将来の人間活動規模の定量評価)
著者等紹介
太田俊二[オオタシュンジ]
1991年早稲田大学人間科学部人間基礎科学科卒業。1996年早稲田大学大学院生命科学専攻博士後期課程修了。博士(人間科学)。1996年早稲田大学助手。1999年山梨大学助教授。2001年早稲田大学助教授、准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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