内容説明
詩織の家は、おうちカフェ“ゆめぐるま”。今日も、お客さんでいっぱいだ。ところが、詩織が料理やお手伝いをしているときだけ、不思議なことが…。謎解きが大好きな女の子におくるヒミツの物語。
著者等紹介
田村理江[タムラリエ]
東京都生まれ。成蹊大学文学部日本文学科を卒業。日本児童文学者協会第15期文学学校を修了。『15期星』同人。脚本作品に『空気のようなボクだから』(NHK東京児童劇団第45回公演)
pon‐marsh[PONMARSH]
福島県出身。『イチゴの村のお話たち』(学研教育出版)で児童書の装画を初めて担当。その後、文庫等の装画や挿絵等を中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バニラ風味
15
詩織の家は「おうちカフェ」をしています。名前は「ゆめぐるま」。今日来た、美人の外国人女性は、カレーは大好きだけど、ぶた肉が食べられないんだって。でも、同級生のハリーは、彼女がハンバーガー店でハンバーガーを買って食べていたって…。もどき料理やテーブル事件など、詩織が悩んだり、困ったりした時、キッチンの中で不思議なことが起こります。それがヒントになって、問題解決。ちょっとスピリチュアルな感じもしたりして。絵がかわいいですね。2018/12/02
花林糖
11
両親がおうちカフェを経営している小学生の詩織が主人公。詩織がお手伝いなどでキッチンに居る時に事件のヒントを得るお話。挿絵も可愛らしく女の子が好みそうな一冊かなと感じました。欲を言えば巻末にカフェのレシピが欲しかったかな。(見かけだけじゃ、わからない/事件のあとに、また事件)2019/02/06
Eri
2
娘小5図書館。 謎解きカフェというタイトルだけれど、まあ、カフはあまり関係ないのかも。お客さんが訪れると、その分謎を作りやすいのかも。 謎解きも、なぜか不思議な力でヒントが出てくる。主人公の詩織たちは何年生なんだろう? 事件は両方とも「嘘をついた」と責められる形になっていて、小学生にとって、嘘をつくことってものすごく重大に受け止められることなんだな、と思った。2023/06/25
えびー
2
絵がかわいい。字が大きくて読みやすい。 中学年から。 事件というほどではないけど、まあまあ楽しめる。 男子には物足りないだろう。2021/09/27
こけこ
2
子供向けの本だけど、楽しかった。2021/03/08