神々への道―米国人天文学者の見た神秘の国・日本

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336056689
  • NDC分類 163.1
  • Cコード C0039

出版社内容情報

世界的に著名な天文学者ローエルが、御嶽や伊勢神宮といった聖地を回り体験した出来事を描く。「不可思議な国・日本」見聞の書。

明治時代の日本を訪れ、その見聞を著し、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)にも強い影響を与えた、世界的に著名な天文学者ローエル。彼が実際に御嶽や伊勢神宮といった聖地を回り体験した出来事を描く、「不可思議な国・日本」見聞の書。

御嶽
神道
奇跡
神の化身・托身
巡礼および巡礼団
御幣
伊勢
本体
 自己
 自己なるもの・力
 憑依
 意志
 観念としての自己    
 観念・運動の一様式     
 観念・力
 個性
 日本人の性格 
 夢
 催眠とランス
 憑依トランス
 神道の神々

【著者紹介】
パーシヴァル・ローエル (Percival Lowell)1855年アメリカ合衆国ボストンに生まれる。ハーバード大学卒。天文学者。1894年、アリゾナ州にローエル天文台を設立し火星の研究に打ち込む。日本研究家としても知られ、1889年から1893年にかけて明治期の日本を訪問し、その見聞を著した。主な著書に『極東の魂』『NOTO―能登・人に知られぬ日本の辺境』など。

内容説明

明治時代の日本を訪れその見聞を著し、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)にも強い影響を与えた世界的に著名な天文学者ローエル。彼が御嶽や伊勢神宮といった聖地を回り体験した出来事を描く「不可思議な国・日本」見聞の書。

目次

御嶽
神道
奇跡
神の化身・托身
巡礼および巡礼団
御幣
伊勢
本体

著者等紹介

ローエル,パーシヴァル[ローエル,パーシヴァル] [Lowell,Percival]
1855年アメリカ合衆国ボストンに生まれる。ハーバード大学卒。天文学者。1894年、アリゾナ州にローエル天文台を設立し火星の研究に打ち込む。日本研究家としても知られ、1889年から1893年にかけて明治期の日本を訪問し、その見聞を著した。1916年沒

平岡厚[ヒラオカアツシ]
1948年生まれ。都立大学大学院理学系研究科生物学専攻博士課程単位取得退学。現在、杏林大学保健学部准教授

上村和也[カミムラカズヤ]
1937年生まれ。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。湘潭大学名誉教授、鹿児島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sibafu

7
アメリカ人の天文学者が見た明治期の日本の記録。神道への関心が中心だが、宗教的な文化に関わらず、明治期の日本でしかも外国人の目から見た記録というのはとても貴重で新鮮に思える。御嶽山へ登山した時に神道の行者が儀式を始め、憑依した姿を見て神道に興味を持ったとか。憑依儀式もあれば、念じて火を点けるとか刀の刃の階段を昇るとか、そういった見世物までもある。日本人に対して上目線の分析は、市民社会的な自我が形成されていなくて野蛮だ、と差別的ではあるが納得できるものもある。著者はラフカディオ・ハーンに影響を与えたとか。2015/04/21

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