内容説明
20年続く返済、無理なく返すためには?もしも返せなくなったときは?奨学金を使いこなすためのリアル情報満載!
目次
第1部 奨学金を有意義に活用するために(奨学金を借りるときに知っておきたいこと;日本学生支援機構の奨学金制度を理解しよう;日本学生支援機構の奨学金を申し込む)
第2部 もしも返せなくなってしまったら(計画どおりに返済できなくなったとき;延滞による裁判について知っておこう;どうしても返済できなくなったら)
著者等紹介
柴田武男[シバタタケオ]
1952年東京都生まれ。聖学院大学政治経済学部教授。横浜国立大学経済学部、東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程満期退学。公益財団法人日本証券経済研究所主任研究員を経て現職。「埼玉奨学金問題ネットワーク」代表。奨学金問題のほか、多重債務問題に長年取り組み、2014年より「全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会」副代表幹事
鴨田譲[カモダユズル]
1983年埼玉県生まれ。弁護士(埼玉弁護士会)、埼玉総合法律事務所。早稲田大学法学部、立教大学法科大学院卒業。「埼玉奨学金問題ネットワーク」事務局長、「奨学金問題対策全国会議」事務局次長、「選挙供託金違憲訴訟弁護団」事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コウメ
42
久しぶりに本を読んでイライラした。(内容ね。)将来奨学金を利用する学生や親方は読んだ方がいいと思った。奨学金には、2種類あって第3種奨学金(無利子)、第2種奨学金(有利子)、給付型奨学金がある。今の学生は5人に4人がなんらかの学校に進学する時代。国立大学が安いのは昔の話し、1975年は国立大学が年間9万円近くで過ごせたが今は私立大学は平均年間131万円、国立大学は平均年間81万円確かに私立より安いが昔と比べると10倍近く高くなっている。/日本の奨学金は少しおかしい、海外の奨学金制度は返さなくていいお金。2019/05/08
しょう
1
そもそも奨学金の制度ってどうなんよ、という議論は置いといて、奨学金の制度を解説してくれる良書。年収が低かったら返還の猶予が出来るということを知らないまま、延滞してしまう人がいるのは本当にいたたまれない。本来であれば、貸す側がそのことについてしっかりと周知するべきやけど、それがないのなら自分で情報を掴みにいくしかない。借りる前の人も借りている人も返済中の人も延滞をしてしまっている人も全ての人にとって学びがあると思います。裁判の事例も載っているし、自己破産についても書かれているので参考になりました。2020/04/14
H.Hiro
0
明 良好 アリな本2019/03/02