光文社知恵の森文庫<br> 台湾人生―かつて日本人だった人たちを訪ねて

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光文社知恵の森文庫
台湾人生―かつて日本人だった人たちを訪ねて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334787363
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

全国でロングランを続けた同名の長編ドキュメンタリー映画の監督による書き下ろしノンフィクションを文庫化。

内容説明

1895年から50年にわたり、台湾は日本の統治下にあった。この時代を生きた世代は「日本語世代」と呼ばれる。「私たちは日本人以上の日本人」「私たち日本に捨てられた。でもやっぱり、日本人好きなの」「ごくろうさんの一言がほしいの」…。台湾に魅せられた映画監督が、歴史に翻弄された人々への取材を重ね、その悲しみと愛憎を丁寧に記録する。

目次

1 九〓(ふん)のバス停から
2 解けない数学
3 日本人として、台湾人として
4 忘れえぬ恩師
5 台湾原住民の誇り
6 茶畑に囲まれて
7 出会いを重ねて

著者等紹介

酒井充子[サカイアツコ]
1969年、山口県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、メーカー勤務を経て’96年北海道新聞社入社。1本の台湾映画をきっかけに訪れた台湾に魅かれ、2000年に映画の世界へ。’09年、日本語世代に取材した初の監督作品公開。以降、日本と台湾の懸け橋となるべく奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西

23
不勉強にも、台湾という国のことをほとんど理解できていなかったことがわかった。理不尽な運命に翻弄されながら、力強くたくましく生きていく人達の魅力が、本を読んでるだけでも伝わってきた。もっといろいろと学びたいし、映画も観たいと思わせてくれた本だった2018/06/27

13
【立読】日本統治時代が良かったという訳ではないが、現代の日本人よりも日本人らしいと感じることもあり。日本は台湾ともっと交流を持つべき、深めるべきではないかと思う。2018/01/28

ののまる

11
中年の大学講師が「台湾って日本の植民地だったんですか?」と研究会で発言したというのを聞いたことがある。だからというわけではないが、若い世代は当然知らない。これは台湾へのほとんど冒涜行為ではないかと思うくらい。2019/08/01

雲をみるひと

10
日本統治時代、戦時体制を経験した台湾人へのインタビュー集。日本を知る世代が日本を語るドキュメンタリー映画の書籍化で記録として貴重。インタビュー対象者の思いがよく表現されていると思う。読み物として秀逸。2020/07/31

DEE

10
親日国と一言で括られてしまう台湾。でも個々の思いはそれほど単純なものではない。 日本統治は中国に比べてマシだったというだけ。勝手に戦争を始め台湾人も動員し、負ければさっさと引き揚げてしまい、無傷の帰還兵には何の補償もない。 中国に同調し台湾を一国として認めきらない日本。それでも日本を認め赦し優しくしてくれる台湾に対して日本人は何ができるだろう。 国の歴史はこの本に登場するような市井の人の歴史の集積。そんな教科書に載らない物語がとても心に響く。2019/07/29

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