目次
第1章 「年寄り半日仕事」のすすめ(80歳エベレスト、「年寄り半日仕事大作戦」;チーム全員明るく元気!今までで一番楽しい登攀 ほか)
第2章 副隊長が振り返る「年寄り半日仕事」(冷静な判断から生まれた前代未聞のプラン;緻密に計算した「年寄り半日仕事」いざ始動!
著者等紹介
三浦雄一郎[ミウラユウイチロウ]
1932年青森市に生まれる。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人初参戦。時速172・084kmの世界新記録樹立。1971年スペイン・スポーツ英雄大賞受賞。1976年記録映画「THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST」が長編記録映画部門でアカデミー賞受賞。1977年記録映画でニューヨーク映画祭ゴールデンイーグル大賞受賞。1985年世界初の7大陸最高峰からのスキー滑降を達成。2003年エベレスト(8848m)次男豪太とともに登頂(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ybhkr
2
へぇ、おもしろい!というのがまず一番。考え方として、登山は早く登ればよいというわけではなく日数がかかっても確実に休息をとって山頂を目指す、というもの。80歳の三浦さんがエベレスト登頂するにあたり「年寄り半日仕事」として、普段の倍の時間と休息をとって挑んだという。これが他のスタッフの体調のよさにも伝わりよい結果に。登山にかかわらず自分の年齢や体力に合わせて仕事の時間を調整することの大切さがわかる。そして普段の鍛錬と食事。それらすべてを合わせて目標を達成するひとつの方法の提案として素晴らしかった。2015/04/18