すこやかな生き方のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331515945
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

伝説の勝負師と言葉の名手が語る生きること、死ぬこと、男と女のこと…。困難な時代をやわらかく生き抜くための初にして待望の対話集。

目次

第1章 人と、どうつきあうべきか
第2章 すこやかな生き方のすすめ
第3章 身にならない「努力」がおもしろい
第4章 「スケベ心」について考える
第5章 男と女について話そう
終章 死ぬことと生きること

著者等紹介

桜井章一[サクライショウイチ]
東京都生まれ。大学時代より麻雀を始め、昭和30年代後半に裏プロとしてデビュー。勝負師として瞬く間に頭角を現す。以来、負けは許されない“代打ち”として超絶的な強さを誇り、20年間無敗、「雀鬼」の異名をとる。現役引退後は「雀鬼流麻雀道場牌の音」、麻雀を通して人間力を鍛えることを目的とする「雀鬼会」を主宰

よしもとばなな[ヨシモトバナナ]
1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年小説「キッチン」で第6回海苑新人文学賞を受賞し、デビュー。88年単行本『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞、同年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、89年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。諸作品は海外三十数カ国で翻訳・出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞・Under 35、99年マスケラダルジェント賞、2011年5月にカプリ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

32
図書館本。生きながらにして既に伝説の雀鬼、桜井章一氏とよしもとばななさんの対談。なぜこの二人が?という興味で借りた本です。男が惚れる男ってこんな感じなのかな。ロマンが漂います。表紙のお二人の笑顔が素敵です。2017/05/24

ツキノ

15
あぁおもしろかった。「先の見える」人・桜井章一さんとよしもとばななさんの対談。焼け石に水を何回もやり続けると石に水が入った瞬間がわかる、無駄なことに一生懸命がんばることは「すっごくおもしろい」「結婚したらとにかくおたがいにたからない生活を志すことですよ」たからないということは、ずるをしないこと、ごまかさないことと、すりかえないこと。映画『東京物語』は子どもたちにたかろうとしなかった老夫婦の話。2016/02/11

tempest

7
数年前まではばななさんは不自然なくらいお母様の話を全くしなかった。ウソがつけないばななさんだから適当なことが書けなかったのだと思う。今回「母でよかった。間に合った」とスッキリ語るばななさん。やっと心の中で折り合いがついたのだろうなと思いました。ばななさん本人の性格や母娘関係など自分と似ている部分がたくさんあるので気持ち悪いくらいわかるな~と思いながら読了。桜井さんは相変わらずでばななさんが惹かれるのもわかるけれど、傍から見たら変人2人。これはこれで周りが大変。。。と自己反省も含め複雑な気持ちになりました。2012/03/04

あちゃくん

4
雀鬼桜井章一さんと吉本ばななさんの対談本。桜井さんの言うたからない生き方(ずるをしないこと、ごまかさないこと、すりかえないこと、あきらめないこと、ほしがらないこと、そしてあきらめること)はいいなと思いました。あと、桜井さんの奥さまの話は面白かったです。2012/05/23

しゅんぺい(笑)

4
意外な組み合わせやなあと思って読んでみたら、予想以上におもしろかった。付箋もめっちゃ使ったし、一気に読めた! テンポとしては、桜井さんの話を吉本さんがどんどん聞いていく感じでした。 桜井さんの生き方、考え方がめちゃくちゃアツい。こんな人もおるねんなあ、と思いました。 現代の人間は、「考える」ことではなくもっと「感じる」ことが大切という話を読んだ時は、内田樹さんに少し似てるなあと感じました。 こういう人もおるんやねー。いい話がいっぱいありすぎてまとめられませんが…また読みたいです!2012/02/29

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