内容説明
そこに空洞はなかったか。知られざる歴史の地下水脈を掘り起こす!
目次
第1章 覆う空気(漫才 国より客や;カーキ色の街 みんなが「国民服」を着た時代 ほか)
第2章 長崎・佐世保の七十年(軍艦と原爆とが交差する街;「足の裏」と呼ばれた街 ほか)
第3章 命と国家(飢餓とタピオカ 日本軍占領下のマラヤで;地下壕のキノコ 元七三一部隊員の戦後 ほか)
第4章 和解と愛国(原爆展 一九九五年、そして二〇一五年;空襲 憎悪の連鎖 ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tecchan
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東京新聞取材班による戦後70年企画の新聞連載。忘れ去られつつある戦争の歴史・証言を全国から丹念に掘り起こした力作。ウクライナにおけるロシア侵攻が,ますます,我が国にも戦争の足音のように迫りつつあることを感じる。戦後77年が戦前とならないように祈るばかり。2022/05/14
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感想ではないけど、もとが新聞連載だったためかみなまで書かない文章が新鮮だった。疲れていたせいか正直消化不良の部分がおおかった。いつかまた読み返したい。ただその頃にはもう…ということにならないかもしれないのが、この本の指し示すところだ2019/10/09