概念化と意味の世界―認知意味論のアプローチ

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概念化と意味の世界―認知意味論のアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784327237035
  • NDC分類 801
  • Cコード C3380

出版社内容情報

本巻では、ことばの感性的、身体的側面にかかわる能力、さらには
この種の能力を含むより包括的な認知能力を基盤とする言語現象を、
認知意味論の観点から解説する。

メタファー、メトミニー、イメージスキーマ変換、スキャニング、
参照点構造、主体化、意味拡張、ブリーチングなど、
これまでの形式・構造を中心とする言語研究では扱われていない
言語現象を広範に取り上げ、体系的に解説する。

また、この領域における最新の知見と研究動向を盛り込み、
意味研究の新たな方向を探究していく。

内容説明

本巻では、ことばの感性的・身体的側面にかかわる能力、さらにはこの種の能力を含むより包括的な認知能力を基盤とする言語現象を、認知意味論の観点から解説する。メタファー、メトニミー、イメージスキーマ変換、参照点構造、主体化、意味拡張、スキャニングなど、これまでの形式・構造を中心とする言語研究では扱われていない言語現象を広範に取り上げ、体系的に解説する。

目次

第1章 認知言語学と意味論の史的展開(伝統的な意味研究;構造主義と生成文法の意味論;認知意味論)
第2章 認知意味論の基本的概念(経験基盤主義の意味論;意味の分化とカテゴリー化;図/地とパースペクティヴ;生態心理学から見た意味研究;感性の意味論)
第3章 言葉の創造性と意味拡張(言葉の創造性と認知的動機づけ;言葉の創造性;主体化;文法化と意味拡張)
第4章 認知意味論の新展開(概念化に基づく意味分析;フレーム意味論に基づく意味分析)
第5章 一般的展望(意味の根源と認知言語学のアプローチ;意味研究の身体論的パースペクティヴ;認知意味論の今後の展開と方向性)

著者等紹介

山梨正明[ヤマナシマサアキ]
1948年、静岡県生まれ。1975年ミシガン大学大学院博士課程修了。Ph.D.。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科(言語科学講座)教授

深田智[フカダチエ]
1970年、静岡県生まれ。1998年京都大学人間・環境学研究科博士課程修了。Ph.D.。現在、聖トマス大学人間文化共生学部(人間発達科学科)准教授

仲本康一郎[ナカモトコウイチロウ]
1968年、広島県生まれ。2005年京都大学人間・環境学研究科博士課程修了。Ph.D.。現在、山梨大学留学生センター(教育人間科学部国語教育講座兼任)准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタファル

0
第1章にまとめられている意味の研究の歴史的流れには感動2009/08/22

rhetorico

0
よくまとまった本

こたろう

0
カテゴリー化やフレーム理論などの基礎的な内容の説明の後に、意味を図式化して説明したものが続いた。主にラネカーの研究について多く触れられていた。主にラネカーの研究など、理論的な部分に関しては英文の例文が多く、日本語による例示があれば嬉しかった。認知意味論では言語間による認識の差異や重要になる要素の違いなどはないのかは気になった。英語をベースとした理論が、必ずしも日本語に適用できるわけではないのでは?という意味。2021/07/15

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