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出版社内容情報
日本とドイツの〈パブリック・ビューイング〉の受容経験、マスメディアとSNSが支える〈ロックフェス〉、ゲーセンを起源とする〈ゲーム実況〉という動画文化、日本製アニメのネット流通が生んだ中国の〈動漫祭〉、紙の冊子=〈ジン〉を交換しあう場づくりの哲学などを通じて、「メディア」と「イベント」の機制の変容を問う。
内容説明
マス・コミュニケーションの祝祭から、情報メディアが多重的に媒介する“生”の集合体験へ。グローバル時代における「メディア」と「イベント」の機制の変容を問う。
目次
第1章 ネット社会におけるメディア・イベント研究の地平―その仮設性=エフェメラリティを手がかりに
第2章 パブリック・ビューイング―メディア・イベントの再イベント化
第3章 音楽フェス―インターネットが拡張するライブ体験
第4章 ゲーム実況イベント―ゲームセンターにおける実況の成立を手がかりに
第5章 中国の「動漫イベント」におけるオタクの分層構造―日本製アニメのオンライン受容を経て
第6章 ジン(zine)が媒介する場づくりの哲学
終章 大阪万博以後―メディア・イベントの現代史に向けて
著者等紹介
飯田豊[イイダユタカ]
1979年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。現在、立命館大学産業社会学部准教授
立石祥子[タテイシショウコ]
1985年生まれ。名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員
永井純一[ナガイジュンイチ]
1977年生まれ。関西大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。現在、神戸山手大学現代社会学部准教授
加藤裕康[カトウヒロヤス]
1972年生まれ。東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士課程修了、博士(コミュニケーション学)。現在、中央大学兼任講師
程遥[テイハルカ]
1988年生まれ。名古屋大学大学院国際言語文化研究科修士課程修了。現在、京都工芸繊維大学工芸科学研究科博士課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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