内容説明
保育者のコミュニケーション・スキル、苦情対応スキル向上のための基本的な考え方とその方法。取り上げている事例は、ほぼすべて「保育者側、園側のコミュニケーション、言動、行動にミスや問題があった」という視点で書かれている。
目次
序章 コミュニケーション・スキルは誰でも身につけられるもの
第1章 良いコミュニケーションの基礎の基礎
第2章 保護者からの苦情やシグナルを活かす
第3章 「保育の中の保護者支援」と「おとな対応としての保護者支援」の違い
第4章 園と保育者がしてはいけないこと、すべきこと
第5章 保護者とのコミュニケーション、苦情対応の実例
ステップ・アップ編
著者等紹介
掛札逸美[カケフダイツミ]
1964年生。筑波大学卒業。心理学博士(2008年、コロラド州立大学大学院)。独立行政法人産業技術総合研究所デジタルヒューマン工学研究センター特別研究員を経て、2013年、特定非営利活動法人(NPO法人)保育の安全研究・教育センター設立
加藤絵美[カトウエミ]
日本女子大学非常勤講師、消費生活専門相談員。消費者保護政策、消費者教育、苦情対応マネージメントシステム、苦情対応を専門とし、消費者保護を基軸とした組織における苦情対応とその処理体制の構築およびその支援に取り組む。行政機関での消費生活専門相談員、民間企業のお客様相談室長などの経験を経て、現職に至る。1975年生。日本女子大学卒業、家政学修士(2011年、日本女子大学大学院)。現在、日本女子大学非常勤講師、消費生活専門相談員(国民生活センター認定)、公益社団法人日本広告審査機構(JARO)消費生活コンサルタント、消費者関連専門家会議ACAP研究所主任研究員、ISO10001および10003JIS化作業委員(日本規格協会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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