感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
京 遊
5
知っているようで知らない、或いは病名だけが独り歩きしているような精神疾患のことが発現機序から治療内容にまで詳細に、図解も併せて説明されているので非常に分かりやすい。動物の脳の宇宙的な構造に驚かせられた。無意識のうちに繰り広げられる脳内の伝達系の働きが、ときに悪さをするメカニズムを知っておくだけで それが人格ではなく症状によるものだと解釈出来る事は非常に意味があるように思う。それとは別に、最近 精神疾患を取り扱った小説作品に出会うことが多いので、一層の理解を持って読むのに最適な伴読本だとも思った。2022/04/14
文麿
4
精神の病気はよくわからん。ただ、一度壊れてしまったものは、二度と元には戻らない気がする。治療法よりも予防法が望まれる。2019/09/02
向山 彰彦
3
網羅的、読みやすい。2021/04/19
taikiat
2
病名のちょっとした確認をするにはちょうどいい。セロトニン再取り込み阻害剤の理解に少し役立つ。薬剤以外の治療法についての内容はサラッとしたものだが、それについては違う本を読めばいいかな。差し当たりマインドフルネスに興味が湧いた。2021/09/10
ゼラニウム/フウロソウ科
0
図書館にない2021/10/30