出版社内容情報
ビールの起源から明治期以降の日本での広がり、原料・製造・飲み方等の基礎知識を網羅。新たなビールとの出会いが楽しくなる入門書。
内容説明
ビアスタイルの特徴、つくり方、原料、歴史、おいしい飲み方…今や100種類以上あるビールとの時間を、格別なものにする、ビール好き必携の一冊。明治期の醸造所の写真など、貴重な史料も収録!
目次
第1章 ビールの個性―ビアスタイルを知る
第2章 原料と酵母
第3章 ビールのつくり方
第4章 歴史
第5章 ビールと日本人
第6章 ビール文化あれこれ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
31
ウェブサイト「キリン歴史ミュージアム」から抜粋された情報に、新たな情報を加え、図版をふんだんに掲載した本です。キリンビール株式会社が作った本とはいっても、キリンビールの宣伝という感じはほとんどなく(強いて言えば『キリンの工場見学』のページは宣伝っぽさがりますが)、ビールの種類・ビールの製造・ビールの歴史・ビールの飲み方など、ビールにまつわるあれこれを広く学べる内容となっています。『お酒との上手な付き合い方』のページでは、アルコール摂取のリスクがきちんと書かれています。2022/09/08
こうちゃ
18
ビールの起源から明治期以降の日本での広がり、原料・製造・飲み方等の基礎知識を網羅。今や100種類以上あるビールとの新たな出会いが楽しくなる入門書。ビールによってグラスの形状を変えたり、美味しく飲むための注ぎ方は大変参考になった。2018/03/17
りょうけん
7
情報源がキリンビールに偏ってはいるが、大変に興味津々で為になる本です。読めばビールがいっそう美味く飲める!2018/02/13
yooou
5
覚えきれない。ビールの世界は深くて広い2023/09/30
印度 洋一郎
5
キリンビールが、創立110周年を記念して(らしい)作った、ビールの歴史、文化に関するあれこれを豊富な図版でわかりやすく紹介した本。日本のビールに関しては、とりあえずこれ一冊目を通すと基本的なことは理解出来そう。特にビールの種類と飲む器、そして料理との相性は参考になる。「とりあえずビール」などと言わずに、積極的にビールを楽しみたくなる豊饒な世界だ。ビールのラベル、ポスター、ノベルティの数々は日本人とビールとのつきあいの軌跡そのもので、見ていて飽きない。2018/07/21