出版社内容情報
即興でパフォーマンスを行いながら、常識を覆す盆栽をつくり続け、国内外から評価の高まっている異端の盆栽師による作品集。
平尾 成志［ヒラオ マサシ］
著・文・その他
内容説明
ＴＶ・メディアで話題騒然！常識を打ち破る「盆栽パフォーマンス」で国内外から注目を浴びる盆栽師・平尾成志。自身の代表作を収録した、待望の初作品集。
目次
盆栽パフォーマンス
１ Ｈｉｒａｏ’ｓ Ｗｏｒｋｓ（２０１７．８～２０１７．１１）
制作過程
２ Ｈｉｒａｏ’ｓ Ｗｏｒｋｓ（２０１５．４～２０１７．６）
Ｉｎｔｅｒｖｉｅｗ―平尾成志ロングインタビュー
著者等紹介
平尾成志［ヒラオマサシ］
１９８１年徳島県生まれ。京都産業大学在学中に訪れた東福寺の重森三玲作・方丈庭園（現本坊庭園）に感銘を受け、日本文化の継承を志す。２００３年、埼玉県大宮盆栽村の盆栽園「蔓青園」に入門。２０１３年に文化庁の文化交流使を拝命し、４か月半で世界１１か国を回り、盆栽を通じた文化交流活動を実施。２０１６年５月、自身の盆栽園となる「成勝園」（さいたま市西区）をオープン。未経験者向けワークショップのほか、音楽と融合させた創作パフォーマンスが国内外で高い評価を得ている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェアー
12
正直言うと、私もあんまり彼と彼の作品があまり好きじゃない。普通の盆栽を静とするなら彼の盆栽パフォーマンスは動だ。巨大で不安定で、いかにも作った感のあるのが苦手なのかもしれない。本に書いてある作品解説も自画自賛で好きではない。それでも彼が取り組もうとしている事は理解したい。賛否含めて世界に盆栽の世界を知ってもらうことは素晴らしいことだ。新たな世界を教えてくれたことには感謝したい。2019/03/02
へへろ～本舗
8
「コレハイッタイナンナノダ！」最初に見た途端、自分の中の盆栽のイメージとの差に脳がついていかず、思わず口から出てしまった。盆栽というより「植物オブジェ」。でも初回の衝撃が去ると何回も見たくなる。魅惑的な蠱惑的な盆栽。何故かラピュタを思い浮かべてしまった。大胆さと繊細さの絶妙なバランス。実物を見たくなる。2018/07/25
susunu1
0
純粋にカッコイイ盆栽だ。斬新な作品の数々。平尾氏は盆栽家業があるわけでもなく、将来のアテがないなかで弟子入りするレアな経歴を持つ。その後、海外で感性を磨き、誰も作ったことのない作風で作り上げるまでのパフォーマンスもセットで人を魅了するのだ。素晴らしきかなBonsai。2018/09/10
