いのちなりけり吉野晩祷

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309026480
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

没後十年。いのちの根源から紡ぎ出された歌への、人間への、世界への祷りと遺言。吉野の樹下山人に徹し、「自然の中に再び人間を樹てる」ことを目指した著者が最晩年に残した、時空を超えて今なお反響する豊穣なことば。究極の散文集!

目次

1 菴のけぶり(春爛漫 豪華さと空虚;自然に学ぶ 人の作法;荒ぶる自然 変身の力 ほか)
2 林中歌話(桜咲く日に;ひっそり息づく他者;ゆるやかな時間 ほか)
3 老のほむら(たえて桜の―非在の鬼;いのちなりけり―現代における自然詠とは;山家の真夏 ほか)

著者等紹介

前登志夫[マエトシオ]
1926年奈良県吉野郡生れ。2008年4月5日没。歌人、日本芸術院会員。主な歌集に「繩文紀」(白玉書房、迢空賞)、「樹下集」(小沢書店、詩歌文学館賞)、「青童子」(短歌研究社、読売文学賞)、「流轉」(砂子屋書房、現代短歌大賞)、「鳥總立」(同、日本芸術院恩賜賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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