高橋虫麻呂の万葉世界 - 異郷と伝承の受容と創造

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  • サイズ 46判/ページ数 300p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784305708656
  • NDC分類 911.122
  • Cコード C0092

出版社内容情報

旅と伝説を詠んだ

異色の歌人虫麻呂は

歌の奥に何を見極めようとしたのか



万葉集に36首を残す男に迫るため、律令官人組織や歴史的背景の視点を導入する。中でも直属の上司である藤原宇合を鏡に用いて、虫麻呂の全体像を浮かび上がらせ、人から作品を見直す。



官人として異郷を巡るなか、出遇った風景・風俗・伝承をどう歌として再創造したのか。作歌の時と場や動機を確かめ、虫麻呂歌の秘密の中核を明らかにする。



虫麻呂のことがわかる究極の一冊!

はしがき



序章 高橋虫麻呂の軌跡―官人と歌人のはざまに在って



一章 活動前期・常陸在駐時―東国で見出したもの

 ? 常陸国の大掾として

 ? 按察使の典として

 ? 『常陸国風土記』への関与の有無



二章 活動後期・帰京後―人間へのまなざし

 ? 造難波宮司の主典として

 ? 京官(式部省の大録または宇合家の家令)として



終章 虫麻呂の生と歌作



(付)関係参照事項〔高橋虫麻呂の全作品 一覧/虫麻呂の一生 素描/虫麻呂の足跡と作歌/藤原宇合 略年譜/藤原氏系図〕



あとがき



余滴 虫麻呂活躍期の年齢と宇合の享年

余滴 虫麻呂歌集の行方

余滴 たびたびの筑波山登頂

余滴 珠名の特異な容姿

余滴 虫麻呂作品と水

余滴 虫麻呂長歌の対句表現

余滴 虫麻呂の女性志向

余滴 「詠める歌」

余滴 長歌の額縁型構造

余滴 家

余滴 虫麻呂歌の枕詞

余滴 虫麻呂歌の花

余滴 憶良歌との接点

大久保 廣行[オオクボ ヒロユキ]
著・文・その他