出版社内容情報
人類は何を、どのように食べてきたのか?
アルマジロにトラ、アヒル、リュウグウノツカイ、カブトガニ……大好評の「じつ
は食べられるいきもの事典」第2弾!
「イグアナは味がニワトリそっくりで、“森の鶏肉”と呼ばれている」
「シオマネキの塩づけは万葉集でも詠まれている珍味」
「カモメの卵は超高級食材」
「人魚伝説のあるジュゴンはかつて食用として捕獲されていた」
などなど、今回も奥深き人類の食文化を歴史的・生物学的解説もふまえて、おもし
ろく、そしてマジメに紹介。知ったら食べてみたくなる実はおいしい生き物や、な
かなか食べられない貴重な生き物の話が満載!
キリン、ガゼル、アルパカなど世界中の肉を食べているトラベルライターの白石あ
づささん、大人気生物ハンター・平坂寛さんのコラムも加わり、「食」と「生き物
」の関係を楽しく学べる一冊!
【著者について】
松原 始
動物行動学者。東京大学総合研究博物館特任准教授。1969年奈良県生まれ。京都大
学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士
伊勢 優史
海洋生物学者。スペイン、グラン・カナリア島生まれ。京都大学農学部卒業。東京
大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。海綿動物(カイメン)の生物学が
専門
ぽんとごたんだ
漫画家。島根県出身
内容説明
アルマジロからトラまで!食文化でわかる人類のふか~い歴史。大好評につき第2弾!
目次
第1章 じつは食べられる陸・空の生き物たち(アルマジロ―かたい甲羅で有名なアルマジロも中南米では食用にされている;ロバ―脂が少ないロバ肉はとってもヘルシー ほか)
第2章 じつは食べられる海・川の生き物たち(コバンザメ―サメではないコバンザメは漁師の間でおいしいと評判;カブトガニ―東南アジアでは「生きた化石」のカブトガニを普通に食べられる ほか)
第3章 じつは食べられる虫たち(ミツツボアリ―ミツツボアリはオーストラリアの先住民族のスイーツ;カブトムシ―カブトムシは国産は土くさいが、外国産には食べやすいのもいる ほか)
第4章 じつは食べられる植物たち(タンポポ―タンポポは欧米や韓国では野菜のひとつ;サボテン―サボテンはステーキにもソフトクリームにもなる健康食 ほか)
第5章 過去に食べられた生き物たち(トキ―江戸時代の書物には「トキはおいしいがなまぐさい」と書かれている;ジュゴン―人魚伝説のあるジュゴンはかつて食用として捕獲されていた ほか)
感想・レビュー
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