どう考える?ニッポンの教育問題<br> 迷走・暴走・逆走ばかりのニッポンの教育―なぜ、改革はいつまでも続くのか?

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どう考える?ニッポンの教育問題
迷走・暴走・逆走ばかりのニッポンの教育―なぜ、改革はいつまでも続くのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784284304610
  • NDC分類 373.1
  • Cコード C0037

内容説明

○○+教育+道徳教育=ニッポンの教育改革。この方程式の狙いとは?!教育はだれでも語れます。だからこそ、間違いだらけになるのです。正しい認識こそが、武器になる。教育改革「超」入門!

目次

序章 教育改革の結果は藪の中
第1章 教育改革は、いつも行われていた
第2章 謎めく第三の教育改革
第3章 現在の教育改革1―「道徳」教科化への道のり
第4章 現在の教育改革2―「○○教育」の氾濫
第5章 教育改革は誰が主導するのか
第6章 教育改革を阻むもの
終章 個別の議論から制度の議論へ

著者等紹介

布村育子[ヌノムライクコ]
1968年、広島県生まれ。学校法人大谷学園横浜高等教育専門学校非常勤講師、東京学芸大学非常勤講師などを経て、埼玉学園大学人間学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

20
日本の教育政策の歴史について学制の公布から安倍政権下の「教育再生会議」までの時代を対象として言及及び分析した本。初学者向けのシリーズ本なので、話し言葉が混じり、文体そのものは分かり易いが、本格的な教育史の研究知見を踏まえているので、一般の教育関連の新書よりは難しい。 さて、難易度はともかく、日本の教育政策の特徴は「教育勅語的人格形成論」を主とする「道徳教育」と市場原理を教育に導入する「教育の自由化論」からなる。内面を国が道徳で縛る一方で競争を煽って自由化するという相反する方向の教育が同居している。(続く)2022/03/14

たこやき

8
文字通り「教育改革」の歴史、状況について綴った書。明治、戦後、昭和46年の答申を中心として、どのような構造か? 迷走の原因は? 成果は? などのトピックスで迫る。それぞれの意見などは非常に納得が出来ることだし、また、客観的な根拠などを、という著者の主張も非常に納得できるところ。ただ、それぞれは納得できるものの、やや書籍全体を通すとまとまりが微妙と感じるのと、砕けすぎと感じる文体が引っかかった。書籍としてのまとまりというより、ヒントを散りばめた書、という位置づけで考えるべきかと思う。2014/02/16

東隆斎洒落

1
13.9.8教育の歴史を勉強できる一冊。教育改革は、明治、戦後、そして昭和46年の四六改革の3回。 やっぱりと思ったのは、教育改革が文部科学省主導ではないこと。 例えば、少人数学級はそれを進める立場の旧文部省に対し、「学級数・教師数を増やせば教育予算が膨らむ」と旧大蔵省が反対といった具合に、対立の歴史が続く。 「道徳」を教科化し、教育基本法を改正、憲法改正へと進む安倍政権。 胎教、安全教育、掃除教育、食育、思いつくままの◯◯教育で、全てを教育と銘打つ社会・企業の行きつく先を、個人的には少々不安に思う。2013/09/08

KK

0
ある時代の改革が成功してもその何年か後に、改革の結果に起因する副産物が産み出され、それが問題とされる。これは言い得て妙だとおもう。2019/11/10

鵜殿篤

0
一言で言えば、本書は「新自由主義」と「新保守主義」の由来と関係を分かりやすく教えてくれる。そして本文には意図的に「新自由主義」や「新保守主義」という言葉を一言も出さなかったところが、素晴らしい。「新自由主義」とか「新保守主義」と発言した瞬間に、レッテルが貼られ、問題の所在が分かったかのように錯覚してしまう。それを避けるためにわざとレッテル貼りを遅延させて、物事を原理的に解説してくれるわけだ。臨教審の意図や狙いがよく分かる。2019/06/05

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