出版社内容情報
デバイス、各種変換回路の解説、さらに変換回路を制御するための基礎技術や設計時の要点までを、豊富な図表を交えながら解説。
内容説明
本書は、現代社会に必要不可欠なパワーエレクトロニクス技術をはじめて学ぶ方のために、基本的な内容に絞り、なおかつ全体を網羅して学べるように基本的な回路の動作から制御方法までをわかりやすくまとめたものです。デバイス、各種変換回路、さらに変換回路を制御するための基礎技術や回路製作時の基礎事項などを、豊富な図表を交えながら、やさしく丁寧に解説していきます。また、各章冒頭には解説の概要が端的に掴める“サマリーノート”を掲載し、全体像を把握しながら学習できます。本書を読めば、基本的なパワーエレクトロニクス回路の動作を理解でき、簡単なシステムを作って動かすための基礎知識がひと通り身につくはずです。
目次
1 パワーエレクトロニクスとは
2 主なパワーデバイスの種類と仕組み
3 直流電圧を上げ下げする“直流チョッパ回路”
4 交流を直流に変換する“整流回路”
5 直流を交流に変換する“インバータ”
6 交流電圧を上げ下げする“交流電力変換回路”
7 パワーエレクトロニクスのPID制御
8 パワーエレクトロニクス回路製作時の基本事項
著者等紹介
板子一隆[イタコカズタカ]
神奈川工科大学工学部電気電子情報工学科教授、同大学大学院工学研究科電気電子工学専攻教授、同大学先進太陽エネルギー利用研究所教授。博士(工学)。ドイツ・ブラウンシュヴァイク工科大学客員研究員、神奈川県産業技術総合研究所客員研究員などを歴任。20th ICEE Best Paper Award受賞。(社)電気設備学会より第21回電気設備学会・学術部門・論文奨励賞受賞。(公財)電気科学技術奨励会より第61回電気科学技術奨励賞(旧オーム技術賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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