サフラジェット―英国女性参政権運動の肖像とシルビア・パンクハースト

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サフラジェット―英国女性参政権運動の肖像とシルビア・パンクハースト

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784272530441
  • NDC分類 314.893
  • Cコード C0022

内容説明

サフラジェットの全体像をつたえる日本初の歴史ドキュメント!パンクハースト夫人、クリスタベル、シルビア、ペシック=ローレンス夫妻、アニー・ケニー、エミリー・デイビソン、メアリー・リー、貴族のコンスタンス・リットン、ドラモンド夫人。一人ひとりに、かけがえのない人生があり、闘争への情熱と貢献があった―。100年前の彼女たちの苦闘と雄姿が、ビビッドに描き出される!

目次

プロローグ(英国女性の活躍と社会変革;本書の構成 ほか)
1 サフラジェット(「サフラジェット」という造語;マンチェスターで誕生 ほか)
2 私たちのシルビア(「人民軍」を組織した「パシフィスト」;女性解放と労働者階級の解放をともに ほか)
エピローグ(一九二八年平等参政権法と初の女性大臣;一〇〇〇人のジャンヌ・ダルク ほか)

著者等紹介

中村久司[ナカムラヒサシ]
1950年、岐阜県生まれ。岐阜県立斐太実業高校電気科卒業後、名古屋税関に就職。1975年に税関を辞めて渡英し、日英を往来の後、1988年からイギリスのヨーク市に永住。1994年、ブラッドフォード大学で日本人初の平和学博士号取得。在職中、英国の2つの大学で国際教育プロジェクトを担当。2008年、日本国外務大臣表彰を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

27
「未来を花束にして」(この邦題も物議あったかな)のイメージがかなり覆る内容でした。/シルビア・パンクハーストの評伝部分がすごいです。こんな立派な女性闘士がいたなんて!映画見て興味を持たれた方なら必読だと思います。kindle 60%off2018/10/21

慧の本箱

22
1832年、日本が幕末のころ英国では最初の女性参政権請願書が国会へ提出されます。この運動を果敢に起こし、壮絶な戦いを展開した女性たちが後年「サフラジェット」と呼ばれることとなります。女性たちが人生と命をかけて勝ち取るまでには何と八五年半の歳月が掛かったのです。でも男女平等の参政権までには後十年を要しました。本書はこの運動の経緯を中心的メンバーであるパンクハースト夫人とその娘、長女のクリスタルベル、二女のシルビアによって誘ってくれます。それにしても彼女たちの強靭な信念とエネルギーには思いっきり脱帽です。2024/03/31

sho9200

3
教科書に書いてある一般論とは違った目線からイギリス女性参政権運動について記述している。一般にはイギリス女性参政権運動は破壊行動が中心であったということになっているが、破壊行動に至るまで何十年もかかっているということ、また平和主義の下に闘った女性もいるという側面が大きく強調されている。映画「未来を花束にして」は一般論に近い印象を受けた。2018/12/06

paxomnibus

3
映画「未来を花束にして」を契機に読んだのだが、非常に面白い内容だった。人物だけでなく当時の社会状況にまで深く切り込んでおり、特に下層に属していた人々の生活の困窮ぶりがリアルに伝わってきた。それはビクトリア朝から20世紀初頭までのロンドンを舞台にしたテレビや映画で見かけるたびに気になっていた事だったのだが、本書を読むことでそれが正しい時代考証であることが分かった。英国の労働者階級は男も女も悲惨で困窮を極めた生活を送っていたのだ。参政権を得る事は人間として社会に認められるため、尊厳を勝ち取るための第一歩なのだ2018/04/13

tomato

2
映画、「未来を花束にして」見損なったので元を読もうかと。こんな壮絶な戦いを経て、勝ち取った選挙権なのか…。イギリスはすごい。運動に参加した彼女らの熱意が、行間からあふれ一気に読んでしまった。 しかし、ヴィクトリア女王…同じ女性なのに自分は良いんだ?2019/02/25

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