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出版社内容情報
内田樹氏、藤山浩氏、宇根豊氏、平川克美氏が、
農業や農村の価値と将来を思い思いにつづった一冊。
資本主義経済が行き詰まりを見せるいまこそ、一読の価値あり!
巻末には、養老孟司氏と内田氏による特別対談も掲載。
●「農業を株式会社化する」という無理:内田 樹
農業は「弱い」もの/食料危機は起こり得る/多様な食文化というリスクヘッジ/多様性を求める人は常に少数派 ほか
●年に1%ずつで田園回帰はできる:藤山 浩
「市町村消滅論」への違和感/人口1%取り戻しビジョン/3世代をバランスよく増やす/所得も1%ずつ取り戻す ほか
●農本主義が再発見されたワケ:宇根 豊
百姓仕事の不思議さ/「百姓」という呼称/農本主義のイメージ/なぜ資本主義に合わないのか ほか
●贈与のモラルは再び根づくか:平川克美
グローバリズムとインターナショナリズム/アダム・スミスは、グローバリズトというよりはヒューマニストだった ほか
●巻末対談「若者はなぜ農村へ向かうのか」
養老孟司 × 内田 樹
内田 樹[ウチダタツル]
著・文・その他
藤山 浩[フジヤマヒロシ]
著・文・その他
宇根 豊[ウネユタカ]
著・文・その他
平川克美[ヒラカワカツミ]
著・文・その他
養老孟司[ヨウロウタケシ]
著・文・その他
内容説明
「この道しかない」から一度降りて、「もう一つの道」を考えてみよう。「競争社会」「経済成長」「グローバル化」に限界が来た時代に。「若者はなぜ農村へ向かうのか」―養老孟司×内田樹、特別対談収録。
目次
「農業を株式会社化する」という無理(農業は「弱い」もの;食料危機は起こり得る ほか)
年に1%ずつで田園回帰はできる(「市町村消滅論」への違和感;人口1%取り戻しビジョン ほか)
農本主義が再発見されたワケ(百姓仕事の不思議さ;「百姓」という呼称 ほか)
贈与のモラルは再び根づくか(グローバリズムとインターナショナリズム;アダム・スミスは、グローバリストというよりはヒューマニストだった ほか)
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京都生まれ。武道家。神戸女学院大学文学部名誉教授。京都精華大学人文学部客員教授。合気道を中心に、能楽や各種講習会開催などの活動をする「凱風館」館長。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010受賞。第3回伊丹十三賞受賞
藤山浩[フジヤマコウ]
1959年、島根県生まれ。持続可能な地域社会総合研究所所長。博士(マネジメント)。82年、一橋大学経済学部卒業。2008年、広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。(株)中国・地域づくりセンター、島根県中山間地域研究センター研究統括監、および島根県立大学連携大学院教授などを経て、現職
宇根豊[ウネユタカ]
1950年、長崎県生まれ。百姓、思想家、農学博士。農と自然の研究所代表。73年から福岡県農業改良普及員として活動し、89年より就農、2000年に福岡県庁を退職後、NPO法人「農と自然の研究所」を設立
平川克美[ヒラカワカツミ]
1950年、東京都生まれ。隣町珈琲店主。立教大学客員教授。文筆家。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。99年、シリコンバレーのBusiness Cafe Inc.の設立に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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