出版社内容情報
初七日、四十九日、その数字が意味することとは。「残された者」がこの世で生きるために、とむらい屋は死者をおくる。
内容説明
死者が残した未練や無念、生者が抱えた哀惜や苦悩。避けようのない想いを和らげるのが、とむらい屋の生業。
著者等紹介
梶よう子[カジヨウコ]
東京生まれ。2005年「い草の花」で第12回九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年『一朝の夢』で第15回松本清張賞を受賞し、単行本デビューする。江戸の絵師たちを描いた『ヨイ豊』で直木賞候補となり、同作品が第5回歴史時代作家クラブ作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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