出版社内容情報
昔のコンパクトフィルムカメラを中心に、カメラの価格としては駄菓子感覚、でも十分楽しめる「駄カメラ」の魅力を伝える一冊。「駄カメラ」とは中古カメラ店やネットオークションなどで3000円以内で購入できるフィルムカメラのこと。カメラの価格としては駄菓子感覚で手に入るのに、十分にフィルムカメラの世界を楽しめることから名付けられた。本書では、カメラ機能や写りが優れている名・駄カメラを基本に、時々「こんな機能いるの?」と疑問に思いつつも、どこか面白い「迷」駄カメラもあわせて紹介する。著者は役者・タレントで駄カメラ協会会長の石井正則さん。
石井正則[イシイマサノリ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
5
著者がバツ2になってまでハマっているだいたい3000円くらいで中古で買える昔のフィルムカメラのコレクション。専門用語多発で、頭がパンクしそうなほどのボリューム感。上段は著者(そもそもアリキリが解散してたの知らなかった…)のコメント、下段は著者を3分割した三人のキャラクターがコネタを連発し、著者と世代が似通ってる方も当時を思い出しながら爆笑できます!スターボー、知ってる?2018/09/06
Koki Miyachi
2
名機と言われるクラシックカメラを愛でる書は数あれど、今日ゴミ扱いされているフルオートのプラスチックフィルムカメラをとりあげた本は珍しい。時代の流れの中で忘れ去られていったレアな機能をクローズアップ。今となってはどうでもいいガラクタカメラに、かつての一瞬の輝きを見る筆者の視線は愛情に満ちている。2019/01/07
tosh
0
駄菓子カメラ、いいですねー。愛があるなあ。 つい価値のあるクラシックカメラに目が向きがちだけど、どっちにしてもデジタルには性能ではかなわないし、このジャンルは面白そう。早速長らく使ってなかったリコーやヤシカの古いプラスチックカメラを棚から出してきました。 久しぶりにフィルムで撮ってみよう。2023/09/18
U-G.Kintoki
0
駄目、駄作の駄かと思ったら違った。 駄菓子的感覚で今楽しめるカメラだそうで。 期待したものとは違ったけど、それなり楽しめた。 なんかミノルタが多い気がするけど、ここに出てくるカメラが多いってことは、つまり……2019/06/02
abeplusplus
0
当時の写真の味は(今や二束三文の)当時のカメラとフィルムがあれば再現できる。デート機能あればなおよし、ですね。個性的なカメラの百花繚乱期よ永遠なれ。2019/01/27