長谷川慶太郎の大局を読む 緊急版 日本の難題

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198645755
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

もう能書きはいらない!予測の当たっている人に乗れ!「2018長谷川慶太郎の大局を読む」では日本人の誰も予測しえなかった10月解散総選挙、自民大勝を予測。国外では王岐山の常務入りを除けば習近平の独裁の強化、メイ英首相の無策ぶり、欧州ポピュリズムの再胎動とメルケル独首相の苦悩を予測。中でも圧巻は米国の企業減税が議会で可決されさらに米国経済は上向くという判断。で、今回は世界の大潮流を踏まえ日本の今後の問題点、オリンピック後経済、2025年問題、安倍政局等を読み解く。

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
著・文・その他

内容説明

大戦争の無い時代はデフレが続く。出来もしない「デフレ脱却」のスローガンは捨てデフレ下の新システムを構築しろ。トランプのTPP復帰声明もパリ協定離脱撤回も予測した通り。世の中の仕組みは経済的な合理性を求めて動いていく。

目次

第1部 日本の難題(東京オリンピック後―安倍政権倒れて新政権誕生;日本の株価―「適温相場」崩壊でこうなる;憲法改正―統帥権は首相ではなく天皇;核保有―北朝鮮の動向次第;天皇制―男系より存続優先 ほか)
第2部 これからの世界の政治と経済(アメリカ―成果を上げ始めたトランプ政権;中国―習近平一強体制は何を狙っているのか?;ヨーロッパ―現状打破が迫られる独英露)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

19
今年91歳になる著者。日本は2年、アメリカは1年、好況が続くとの相変わらずの強気予測。しかし、その後は数々の難題をクリアーする必要ありとのご高説。団塊世代が後期高齢者に達する2025年問題が印象的。社会福祉費の削減と財政再建、誰が見ても避けられない課題。考えただけでも恐ろしいので、皆、考えないようにしているのか?2018/07/26

ムーミン

13
確かに難題。長谷川氏の提示に対して、私たちが解決に向けて何をどう考え、どんな行動に移そうとするかが大事ですね。2018/04/15

ヴァン

7
 著者の未来予測は、悲観論ではなく、現実に立脚した根拠のある構成になっている。すでに一貫して中国の崩壊を陳べてきた著者だか、本書でも中国が資本主義体制へと舵をきると、習近平体制の近未来を予測する。プラグマティズムに貫かれた、いつもの著者のトーンが反映している。 2018/09/08

templecity

6
2018年もある意味激動の年だったため2018年2月に出版された頃に予測した内容に合っているところと変わっているところもある。景気が続くというのは良いが東京五輪後に安倍政権が増税による景気落ち込みにより辞任するとある。憲法改正で自衛隊の統帥権が天皇になるという発想は疑問。女系天皇もあり得ない。トランプがある意味現実主義者であることから案外平和が維持されるとの主張。(続きあり)2019/01/29

yamamiki

6
長谷川氏の大局シリーズでの緊急版です。年末正規版に対し現在の情勢変化が急であることにより緊急版として発行されています。全体的には、まあこんなものかという印象で特筆すべきところは、特に感じません。ただ3点ほど気になりましたので挙げておきます。まず1点目、これは以前のコメでも書きましたけど世界規模の戦争は今後発生しないから世界はデフレ基調であり、デフレに根ざした政策を進めないといけない、というところ。正直、これは巨視すぎ、だから短期的な対応策にはなっていない。2番目、リフレ政策にはあまり賛同されてない、→続2018/03/11

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