音叉

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163908632
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

■内容紹介
日本を代表するロックバンドTHE ALFEEの高見澤俊彦による初小説は、恋愛と音楽に溢れる70年代青春小説!
 東京の平凡な大学生・雅彦は同級生と組んだバンドでデビューを目指す一方、学生運動に染まる響子やグラマーな加奈子、憧れの美佐子先輩との恋愛模様に翻弄される。順風満帆に見えた大学生活だが、思いがけない悲劇でデビューか友情かの決断を迫られることに。さらにある歴史的事件によって恋愛にも陰りが……。何者かになりたくて足掻く青年たちを、原宿のレオンや赤坂のビブロスといった70年代東京カルチャーをふんだんに盛り込んで描き出す。音楽業界を知り尽くした著者ならではの視点が光るスピンオフ短編も収録。

■著者について
1973年明治学院大学のキャンパスにて結成されたTHE ALFEEのリーダー。楽曲の殆どを手がける。83年に「メリーアン」がヒットして以降、日本のバンドシーンを代表する存在であり続け、コンサート通算本数は日本のバンドとして最多の2600本を超え現在も更新中。ソロ活動や楽曲提供、ラジオ番組などでも幅広く活躍。本書は小説家デビュー作となる。

内容説明

大学の仲間と結成したバンドでプロを目指す雅彦は、学生運動に染まる才女やグラマーな同級生などとの恋模様に翻弄される毎日。しかし、思いがけない悲劇で夢か友情かの決断を迫られ、ある歴史的事件によって恋愛にも影が…。70年代東京、青春がよみがえる!新作短編収録。

著者等紹介

〓見澤俊彦[タカミザワトシヒコ]
1973年明治学院大学のキャンパスにて結成されたTHE ALFEEのリーダー。楽曲の殆どを手がける。ソロ活動や楽曲提供、ラジオ番組などでも幅広く活躍。『音叉』は小説家デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

187
図書館の予約に出遅れて、ようやく読めました。THE ALFEEの髙見澤俊彦の処女小説、私小説的青春恋愛グラフィティでした。著者は作詞もしているので、新人作家とは思えない文章、普通に読めます。THE ALFEEは、メンバー全員同級生の64歳、デビュー45周年、2700本弱のLIVE回数、凄過ぎます! http://www.alfee.com/2018/12/09

ナイスネイチャ

136
図書館本。THE ALFEEの高見沢さんが小説!?と思ったが、ちゃんとした小説でした。(すいません)私小説的なお話で学生バンドがメジャーデビューする葛藤を描いてました。桜井さん、坂崎さん、高見沢さんとかぶせながら読んでました。2018/11/03

ひらちゃん

61
音楽の比喩が多い部分はやはり高見沢さんらしさと言うべき。彼らの若い頃、デビューにまつわる私小説的な感じを受けました。アルフィーのコンサートに、若かりし頃行きました。懐かしいですね。今でも走り続けてるって素晴らしい。2018/12/18

おつぼねー

48
プロデビューまでの自叙伝的小説?手探りとか葛藤とかもがき苦しむとかは薄めだが、表現力はなかなかだ。心情のコードネームでの描写は、ギター経験者としてはイメージが膨らむ。東京出身・近い世代・ロックファンなら垂涎ものかも?2019/05/25

44
高見澤俊彦デビュー小説。知ってはいたけど手にするのを戸惑っていたのはなぜ? 自分に問うものの答えは出ず。図書館で見かけてなんのためらいもなく手にしていた。かなりの読書家である事は知ってはいたが、ここまで完成度が高いとは申し訳ないが思っていなかった。20代の頃彼等が知っただろう業界のイヤらしさエゲツなさをもう少し書き込めていたら、もう少し締まりが出たかなと思いつつ読み終えた。ALFEEの軌跡を知る者にとってはかなりオブラートに包んだなという思いも湧き上がる。でもだからこそ読みやすい作品に仕上がったようだ。2019/04/18

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