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出版社内容情報
妻子あり・アラフィフの総務部長が一斉メールを送信した。今後は女性として生きると。仕事も家庭も維持するため彼女が選んだ道とは?その日、総務部長は社員に向けて一斉メールでカミングアウトした。「これからは女として生きていきます」。そして彼女が選んだ究極の二重生活とは?
自分らしく生きたい人に勇気を与える告白的ノンフィクション。
もうすぐ五十歳に手が届こうかという妻子もちのサラリーマン、会社では管理職。
男であることになんの疑問も持たずに生きてきたが、ふとしたきっかけで、女性になりたい自分に気づいた。最初は時折、女装して楽しむだけだったが、次第に女性として生きたいという気持ちを抑えられなくなっていく。
仕事をどうするのか、家庭をどうするのか…。微妙なバランスで家庭を壊すことなく、会社を辞めることなく、自分らしく生きる道を選ぶ。
会社での大胆なカミングアウト以降、毎日は大きく変わった。
朝、家を出るときは男装。そのまま近所のトランクルームに入り、女性服に着替え、メイクをする。仕事を終えると再びトランクルームに寄り、朝の服に着替えてメイクを落とし、帰宅する。そんな二重生活を続けている。
生まれた性と異なる性で生きる決意をしたトランスジェンダーが、それまでとほとんど変わらない社会生活を送ることはなかなか難しいという。著者は幸運でもあったが、多々困難も抱えている。
多様な性に直面する現代社会を生きる、一人のトランスジェンダーの体験記。
目次
プロローグ
第1章 初めての女装
第2章 綺麗になりたい
第3章 女性として生きていくなんて
第4章 全社にカミングアウト
第5章 外では女性、家では男性
第6章 毎日が性別越境
エピローグ
岡部 鈴[オカベ リン]
著・文・その他
内容説明
その日、アラフィフ・妻子ありの総務部長は、社内一斉メールでカミングアウトした。「これからは女として生きていきます」家庭は?会社は?友人は?そのとき彼女が選んだ究極の二重生活とは?自分らしく生きたい人に勇気を与える告白的ノンフィクション!
目次
第1章 初めての女装
第2章 綺麗になりたい
第3章 女性として生きて行くなんて
第4章 会社にカミングアウト
第5章 外では女性、家では男性
第6章 毎日が性別越境
著者等紹介
岡部鈴[オカベリン]
1963(昭和38)年長崎県生まれ。長崎大学水産学部中退、九州電子計算機専門学校卒業。専門学校講師、プログラマー、化粧品メーカーでIT部門等を経験後、広告代理店にてIT部門スタッフ、総務部長を務める。2012年、トランスジェンダーであることを社内でカミングアウト後、女性社員として働き始め、現在はファイナンス部門の女性ディレクターとして勤務。ブログやツイッターにて、トランスジェンダーに関する情報を積極的に発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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