出版社内容情報
次々に乗客が消える客船に妻子失踪の謎を解くべく乗船した捜査官が直面する謎また謎。一件落着と思わせて連続ドンデン返しが炸裂! 一件落着――そう思ってからが本番です。
ニューヨークまで逃げ場なし。豪華客船に渦巻く謎また謎。
amazon(ドイツ)でレビュー数1,400超、評価平均4.2。
ドイツ・ミステリーの最終兵器セバスチャン・フィツェックの代表作登場。
事件解決のためなら手段を選ばぬ囮捜査官マルティンのもとに、5年前に豪華客船「海のサルタン号」船上から忽然と姿を消した妻子にまつわる秘密を明かすという連絡が届いた。相手がマルティンを呼びだしたのは、因縁の客船。そこでは2か月に船から姿を消した少女が忽然として出現。さらなる事件が次々に起きていた。
ニューヨークへ向かう客船の中で走り出す複数のプロット――。船の奥底に監禁された女と、彼女を詰問する謎の人物。娘の忌まわしい秘密を知って恐慌を来たす女性客。何者かとともに不穏な計画を進める娘。船室のメイドを拷問する船員と、それを目撃した泥棒。船の売却を進める船主と、船の買い手である中米の男も乗船しており、マルティンを呼びだした富豪の老女は「この船には恐ろしい秘密が隠されているのよ……」とささやく。
この客船の中で何が起きているのか? からみあう嘘と裏切りと策謀――真相はめくらましの向こうにある! そしてあなたが「一件落着?」と思ってから、ドイツ・ミステリー界最大のベストセラー作家が腕によりをかけて仕掛けた意外な真相のつるべ打ちが開始される!
セバスチャン・フィツェック[セバスチャン フィツェック]
著・文・その他
酒寄 進一[サカヨリ シンイチ]
翻訳
内容説明
乗客の失踪が相次ぐ大西洋横断客船“海のスルタン”号。消えた妻子の行方を追うべく乗船した敏腕捜査官の前に現れる謎、謎、謎。錯綜する謎を解かないかぎり、ニューヨーク到着まで逃げ場はない。無数の謎をちりばめて、ドイツ屈指のベストセラー作家が驀進させる閉鎖空間サスペンス。
著者等紹介
フィツェック,セバスチャン[フィツェック,セバスチャン] [Fitzek,Sebastian]
1971年、ドイツ、ベルリン生まれ。テレビ・ラジオ局勤務のかたわら、2006年に『治療島』で作家デビュー。同作はベストセラーとなり、ドイツのミステリー賞フリードリッヒ・グラウザー賞の最優秀新人賞候補作となる。以降も精力的に作品を発表、サイコ・スリラーに大胆なサプライズを仕込む作風でベストセラー作家としての地位を確立する
酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年、茨城県生まれ。上智大学ドイツ文学専攻博士課程満期退学。ドイツ文学翻訳家、和光大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
遥かなる想い
紅はこべ
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
nuit@積読消化中