おい、マジか。池上彰の「ニュースを疑え!」

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おい、マジか。池上彰の「ニュースを疑え!」

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163907161
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

トランプの嘘ニュースから安倍政権ベッタリ新聞まで、池上さんが「おい、マジか」と怒りをこめて振り返る! もう騙されない情報術。

内容説明

その情報にはウラがある!もう騙されないレッスン51。

目次

1 フェイクニュースを疑え!―トランプ「ロシアゲート疑惑」
2 権力者を疑え!―忖度ばかりの日本政治
3 炎上PRを疑え!―まさかの大統領選
4 危機を疑え!―「シン冷戦」北朝鮮と韓国
5 組織力を疑え!―EUのホンネと建前
6 リーダーを疑え!―カリスマか、独裁者か
7 グローバル資本主義を疑え!―さまよう国家とマネー
8 科学の常識を疑え!―エネルギーが変わった
9 ニュースを疑え!―おい、マジか。民主主義はどこへ

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道記者やキャスターを歴任する。94年から11年間「週刊こどもニュース」でお父さん役をつとめ、わかりやすい解説が話題に。2005年、NHK退職。以後、フリージャーナリストとして幅広く活躍中。東京工業大学リベラルアーツセンター教授を経て、16年4月より名城大学教授、東京工業大学特命教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶モナカ

33
池上さんの著作は活字も大きく、文章も読みやすい。普段から池上さんのテレビ番組をフォローするようにしているので、何度かテレビで観た時事ネタが主でするりと読めた。自分が不勉強だった、あまりテレビで扱わない時事ネタもあり、その箇所は「勉強感」を滲ませながら読んだ。週刊誌に連載していた時事ネタの本だから、情報として陳腐化してしまっている部分もあるのだけれど、わかりやすくまとまっていて、知識の強化という観点からも、陳腐化しても読んで損はない種類の本だと思われ。2018/01/11

えっくん

28
★★★★☆トランプ大統領の就任、イギリスのEU離脱、金正男の暗殺など、世界では「おい、マジか」と思わせるマサカな出来事が起きています。本書は週刊文春の連載コラムを加筆し掲載したものですが、報道の裏側の実態にも鋭いメスで切り込んだ内容です。パリ協定やTPPからの離脱など自国ファーストなアメリカ、不安定な中東・東アジア情勢など世界中が混迷を極める中、報道内容を鵜呑みにするのではなく、知見を広げ正しく情報を見極める能力を培うことも大切ですね。流石の池上さんもトランプ大統領のあきれた言動にはディスりまくりでした。2017/11/23

緋莢

23
図書館本。池上さんの本にしては「おい、マジか。」と思うタイトルですが、池上さん自身も「本当は私の趣味に合わないのですが」と「はじめに」で書いています。加計学園に関する、とある記者の質問は、池上さんですら、こんな言葉を使ってしまうのも納得するようなひどいものでした。「報道官はもう一つの真実(オルタナティブ・ファクト)を述べただけ」ケリーアン・コンウェイ大統領顧問のこの言葉、明らかなウソを「もうひとつの真実」と言い張る そういうのもあるのか!って、感心しちゃいけないんでしょうね(続く2018/02/02

hk

20
2016年半ばから17年初夏までの週刊文春連載記事をまとめている。いみじくもブレクジットからトランプ大統領誕生そしてその後の混迷の時期に合致しており、まさに激動というに相応しい時代だ。トランプが当選する前から「よしんばトランプが当選するようならば、彼はことごとくオバマレガシィを否定するだろう」と睨んでいた池上彰氏の卓見が際立つ内容。イラン核合意からの離脱、オバマケアの縮小廃止、戦略的忍耐放棄、パリ協定脱退、TPP離脱…すべてオバマが行った政策の否定である。否定するものがなくなった時彼は何をするのだろうか?2018/06/02

mintia

19
コロナショック後の現在、数年前の出来事は色あせて見えるし、古臭く感じる。今読む必要性は無かったかな。ただ、そのニュースがフェイクニュースであるかどうか疑ってみるという姿勢は必要だ。2020/04/04

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