サルたちの狂宴〈上〉シリコンバレー修業篇

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サルたちの狂宴〈上〉シリコンバレー修業篇

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152097750
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ゴールドマン・サックスを経てフェイスブックに転じた元クオンツが見たIT業界のあきれた実態とは? 《NYタイムズ》ベストセラーゴールドマン・サックスを経てフェイスブックに転じた元クオンツが見たIT業界のあきれた実態とは? 自らのスタートアップ立ち上げからFB社を追われるまでを、冗句と悪口と暴露満載でつづるシリコンバレー渡世日記。《NYタイムズ》ベストセラーの話題作。

アントニオ・ガルシア・マルティネス[マルティネス アントニオ ガルシア]
著・文・その他

石垣 賀子[イシガキ ノリコ]
翻訳

内容説明

ゴールドマン・サックスの高給に別れを告げ、シリコンバレーのウェブ広告企業アドケミーに転じた元クオンツのアントニオ。そこは、既存のあらゆる産業をなぎ倒すIT業界のサルたち(=カオスモンキー)が跋扈するジャングルだった。ほどなく仲間2人とウェブ広告のスタートアップを立ち上げた著者は、伝説の投資会社「Yコンビネーター」から支援を取り付けることに成功。しかし、もといたアドケミーからは知的財産権侵害で訴えられる羽目に。訴訟対策と日々の業務に忙殺されるアントニオらのもとに、ツイッター社から買収話が舞い込み…。ウォール街の実態を赤裸々に描いた名著『ライアーズ・ポーカー』と、映画「ソーシャル・ネットワーク」の世界が融合!疾走感あふれる文章でつづる業界騒然のシリコンバレー実録。

目次

第1部 平和を乱す(資本主義の請負人たち;アテンション争奪戦;泳げる者、海へ出る;沈む船を離れる)
第2部 疑似ランダム(戦いの舞台へ;結婚に似ているが、おいしいところは抜きで;スピードが肝心;デモ・デー;投資家たちとの秘密会議 ほか)

著者等紹介

マルティネス,アントニオ・ガルシア[マルティネス,アントニオガルシア] [Mart´inez,Antonio Garc´ia]
アメリカのIT起業家、作家。カリフォルニア大学大学院(バークレー校)の博士課程で物理学を専攻。ウォール街のゴールドマン・サックスでストラテジストとして働き、2008年の金融危機を機にシリコンバレーへ。ウェブ広告のベンチャー企業アドグロックを仲間と立ち上げ、その後ツイッター社に売却。フェイスブック(FB)に転じてプロダクトマネジャーを務めたのちに退職。シリコンバレーでの起業経験とFB社での日々を赤裸々につづった『サルたちの狂宴』は“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラーリストに登場し、大きな話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

22
米国IT起業家・作家アントニオ・ガルシア・マルティネス2016年出版著書訳本。カリフォルニア大バークレー校博士課程物理学専攻の著者がゴールドマン・サックスで金融危機経験後シリコンバレーIT企業に転職。仲間とベンチャー企業を立ち上げTwitter社に売却する経験が描かれている。先入観を壊されめちゃ面白かった。ベンチャー企業で重要なのはアイデアと技術力と思っていたが、別部分を担っていたからかもだが、著者によればそうで無く、資金集めのための口八丁や調査に基づいたコネクション作り、嘘ハッタリ、狂信的業務邁進が重要2023/05/25

コムギ先輩

12
上下巻とも読んだけど、前半のほうが僕は面白かった。スタートアップ界隈で活躍している人にもおすすめな感じ。2018/10/11

Book Lover Mr.Garakuta

5
図書館本:読了。IT産業の裏話2018/12/01

田中峰和

5
理系の博士が金融機関に就職しだしたのは、日本でもゼロ年代の流行だったが、IT先進国の彼らは、スタートアップに進出し創業者利益を追求していた。ゴールドマンを離職したアントニオはスタートアップ間もないアドケミーに転職。将来の見えない職場だが、そこで有能な2人のプログラマーを見つけアドグロックの起業を目指す。上巻前半はアドケミーから訴訟を起こされた3人の起業家の友情が描かれ、後半ではアントニオの裏切りが描かれる。アドグロックを餌にフェイスブックとツイッターを天秤にかけ、ひとまず成功を握る。独特の皮肉が面白い。2018/08/24

アリーマ

5
アメリカのITビジネス裏話。この手の話が好きなら興味深いところもあるかもしれないが、どうにも冗長なので上巻半分でギブアップ。素材的には面白そうだから、無駄を整理してストーリー化して、映画にでもなったら良いかも。2018/08/15

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