出版社内容情報
ゴールドマン・サックスを経てフェイスブックに転じた元クオンツが見たIT業界のあきれた実態とは? 《NYタイムズ》ベストセラーゴールドマン・サックスを経てフェイスブックに転じた元クオンツが見たIT業界のあきれた実態とは? 自らのスタートアップ立ち上げからFB社を追われるまでを、冗句と悪口と暴露満載でつづるシリコンバレー渡世日記。《NYタイムズ》ベストセラーの話題作。
アントニオ・ガルシア・マルティネス[マルティネス アントニオ ガルシア]
著・文・その他
石垣 賀子[イシガキ ノリコ]
翻訳
内容説明
ゴールドマン・サックスの高給に別れを告げ、シリコンバレーのウェブ広告企業アドケミーに転じた元クオンツのアントニオ。そこは、既存のあらゆる産業をなぎ倒すIT業界のサルたち(=カオスモンキー)が跋扈するジャングルだった。ほどなく仲間2人とウェブ広告のスタートアップを立ち上げた著者は、伝説の投資会社「Yコンビネーター」から支援を取り付けることに成功。しかし、もといたアドケミーからは知的財産権侵害で訴えられる羽目に。訴訟対策と日々の業務に忙殺されるアントニオらのもとに、ツイッター社から買収話が舞い込み…。ウォール街の実態を赤裸々に描いた名著『ライアーズ・ポーカー』と、映画「ソーシャル・ネットワーク」の世界が融合!疾走感あふれる文章でつづる業界騒然のシリコンバレー実録。
目次
第1部 平和を乱す(資本主義の請負人たち;アテンション争奪戦;泳げる者、海へ出る;沈む船を離れる)
第2部 疑似ランダム(戦いの舞台へ;結婚に似ているが、おいしいところは抜きで;スピードが肝心;デモ・デー;投資家たちとの秘密会議 ほか)
著者等紹介
マルティネス,アントニオ・ガルシア[マルティネス,アントニオガルシア] [Mart´inez,Antonio Garc´ia]
アメリカのIT起業家、作家。カリフォルニア大学大学院(バークレー校)の博士課程で物理学を専攻。ウォール街のゴールドマン・サックスでストラテジストとして働き、2008年の金融危機を機にシリコンバレーへ。ウェブ広告のベンチャー企業アドグロックを仲間と立ち上げ、その後ツイッター社に売却。フェイスブック(FB)に転じてプロダクトマネジャーを務めたのちに退職。シリコンバレーでの起業経験とFB社での日々を赤裸々につづった『サルたちの狂宴』は“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラーリストに登場し、大きな話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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