ハヤカワ文庫<br> 大宇宙を継ぐ者

ハヤカワ文庫
大宇宙を継ぐ者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p
  • 商品コード 9784150100322
  • NDC分類 943.78
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

295
世界最長の大長編SFスペースオペラ「宇宙英雄ローダン・シリーズ」第1巻です。ドイツで1961年にスタートして現在何冊目なのかさっぱりわかりませんが、日本版は1971年に月1冊ペースで刊行開始され途中から月2冊に変わって最新648巻が出たばかりですね。私は500番台の数冊の所まで通読していましたが途中で挫折しまして、随分と無謀な挑戦ですが改めて人生の節目に再読しようと思います。目標は大雑把でもストーリーの流れを把握できる事を目指しますね。ローダン物語は痛快娯楽SFですが根底にあるヒューマニズムが魅力ですね。2021/09/04

Cornelius

41
いま読むと、とても懐かしい宇宙を感じることができる。きっと1969年にアポロ11号が月面着陸した頃は、宇宙がこんなふうに見えていたのだろう。少し古めかしい用語が、よい味を出している。宇宙船スターダストが月面に不時着。そして丸い形の宇宙船を見つけるところは、こんなふうだったのか…と、今まで謎だった部分が分かり、ピースがひとつ埋まった感じがしている。異星人とのファーストコンタクトから始まる長い長い物語。第1巻から、引きこまれる魅力を感じさせてくれた。2016/11/15

Dai(ダイ)

24
ついに世界最長のSFに手を出してしまった。異星の高度な科学技術を手にしたローダンの発想力や人類のそれに対する対処が、単純なようでとても高度なやり取りにも思える。はたして今後のクレストの病気やローダンの行動の行方は気になり、さっそく古本屋へ向かう予定をたてなければ。2017/12/20

panam1927

24
★★★★★2017/07/29

ニミッツクラス

23
71年(昭和46年)230円白背初版。口絵と挿絵。サイクル“第三勢力”の初巻。独本国61年刊行。アポロ月面着陸が69年だから、そこを踏まえればすごい内容。●忘れていた事→トーラは調査隊ではなく、アルコン艦の女船長。地球側のテクは、透明メタルプラスティック、きれいな核爆弾、思考の映像化装置。月着陸ロケットは核動力。気圧テント、装甲車を搭載。●一般項→ツンデレトーラのつん。アルコン帝国はM13、3400光年。列強へのデモに、アルコン艦の直径50kmのエネルギービームで砂漠に大穴…しかも月から^^。★★★★☆☆2021/07/10

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