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目次
プラド美術館の魅力
1 スペイン美術の黎明
2 グレコの青春、エーゲ海からトレドへ
3 学芸都市トレドの売れっ子画家
4 異邦人は光を見た
スペイン王国の台頭
スペイン美術
逆境のスペイン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
noémi
4
もうすぐ展覧会がくるのでちょっと予習のため。エル・グレコは中学生の頃はとてもスキだったんですが、今はちょっと・・・。不安を掻き立てるようなドギツイ色彩とヘンにデフォルメされたぐにょぐぎょの肉体がねぇ・・・。しかし、そうはいっても中学生のころはあの非常に美しい「手」の表現が好きだった。ああ、そうだったなぁと、多感なジュヴナイルのころをしみじみと思い出したのでありました。この本によりますと手などの美しい描写は「視覚化された精神の美しさ」の表現の一つの基準として、グラシーア(優美)に重きを置いた結果なのだとか。2012/08/30