出版社内容情報
数学は1つである――線形代数と微積分を柱に,集合と位相のことばで書かれた現代数学の基礎の先にはどのような世界が広がるのだろう.代数・幾何・解析が有機的に結合,交差し,数学をつくりあげるようすを圏論的視点から解説する,「21世紀の『数学原論』」.
内容説明
線形代数と微積分、集合と位相のつばさで現代数学の大空へ飛びたとう。圏と層がひらく、代数・幾何・解析が織りなす世界へ。
目次
第1章 圏と関手
第2章 環と加群
第3章 ガロワ理論
第4章 ホモロジー
第5章 微分形式
第6章 複素解析
第7章 層
第8章 曲面と多様体
第9章 リーマン面
第10章 楕円曲線
著者等紹介
斎藤毅[サイトウタケシ]
1961年生まれる。1987年東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。現在東京大学大学院数理科学研究科教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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