出版社内容情報
職場の「こころ」に注目が集まっている。ビッグファイブ、ダーク・トライアド、GRITなどの世界的に蓄積されたパーソナリティ研究の知見は、どのように職場のデザインと働き方に活かしていけるものなのだろうか。これまでは捉えどころがなかった職場におけるパーソナリティ理論の系譜と世界的潮流に研究者と実務家はどのように対峙して、理解を進めればよいのだろうか。採用、選抜、育成、評価、それぞれの人事活動に関連する世界中の膨大なパーソナリティ研究を体系的・包括的にレビューし、独自の実証研究によってこれからの日本企業への提言を引き出す。
内容説明
ビッグファイブ、ダーク・トライアド、GRIT、HSP、自意識…、いま注目される、職場の「こころ」。採用・選抜、育成、評価、それぞれの人事活動に関連する研究をレビュー、独自の実証研究によりこれからの日本企業への提言を引き出す。
目次
第1部 理論編(「ワークプレイス・パーソナリティ」の理論的布置;主要なパーソナリティ理論)
第2部 人的資源管理論の3過程(採用・選抜;育成;評価)
第3部 実証と展開(日本企業における実証分析;理論発展と日本企業への提言)
著者等紹介
鈴木智之[スズキトモユキ]
名古屋大学大学院経済学研究科産業経営システム専攻准教授、経済学部経営学科准教授、日本労務学会理事。慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科修士課程・博士課程修了。博士(工学)・人間行動システム。アクセンチュア株式会社マネジャー、wealth share株式会社代表取締役社長、東京大学大学院情報学環特任准教授などを経て現職。人的資源管理・組織心理学を専門分野とし、特にワークプレイス・パーソナリティ論、就職選抜論の理論・実証研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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