出版社内容情報
大正デモクラシーとはいかなるものであったか。吉野作造論二篇を追加した決定版。
大正デモクラシーとはいかなるものであったか.本書は,吉野作造をはじめとする知識人に様々な角度から光をあて,現代日本のリベラル・デモクラシーの源流である大正デモクラシーの全体像を浮き彫りにするものである.吉野作造論二篇を追加した決定版.
一 大正デモクラシーの意味
二 大学の独立と文芸の独立――『三四郎』の時代
三 大正デモクラシーとアメリカ
四 「大正デモクラシー」期の権力と知識人――『我等』の同時代権力像
五 思想家としての吉野作造
六 大正後半期の政治と吉野作造の「政論」
七 吉野作造の平和論
八 民本主義者としての大山郁夫
九 時代と長谷川如是閑
十 大正社会主義者の「政治」観――「政治の否定」から「政治的対抗」へ
十一 社会変革としての普通選挙――書評 松尾尊?b著『普通選挙制度成立史の研究』
十二 吉野作造の晩年の国内政治論――政治と道徳との一致を求めて
十三 日記に見る吉野作造の晩年の苦闘
【著者紹介】
三谷 太一郎
三谷太一郎:東京大学名誉教授
目次
大正デモクラシーの意味
大学の独立と文芸の独立―『三四郎』の時代
大正デモクラシーとアメリカ
「大正デモクラシー」期の権力と知識人―『我等』の同時代権力像
思想家としての吉野作造
大正後半期の政治と吉野作造の「政論」
吉野作造の平和論
民本主義者としての大山郁夫
時代と長谷川如是閑
大正社会主義者の「政治」観―「政治の否定」から「政治的対抗」へ
社会変革としての普通選挙
吉野作造の晩年の国内政治論―政治と道徳との一致を求めて
日記に見る吉野作造の晩年の苦闘
著者等紹介
三谷太一郎[ミタニタイチロウ]
1936年岡山市に生まれる。1960年東京大学法学部卒業。現在、日本学士院会員、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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