シリーズ・グローバルヒストリー<br> グローバル化と世界史

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シリーズ・グローバルヒストリー
グローバル化と世界史

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130251716
  • NDC分類 209
  • Cコード C1320

出版社内容情報

現代にとって必要とされる歴史学とは何か,「新しい世界史」叙述を提起し,大きく展開する学問状況と,その実践についてわかりやすく論点を明示する.グローバル化する世界のなかで人文学・社会科学が果たす役割と,グローバルヒストリーの具体的な有効性を示す.シリーズ刊行開始.【全9巻】

序 章 グローバル化時代の歴史学



第I部 人文学・社会科学と現代世界

第一章 人文学・社会科学の「国際化」

第二章 人文学・社会科学の暗黙知

第三章 知の多元化と言語

第四章 グローバル化時代の人文学・社会科学



第II部 新しい世界史とグローバルヒストリー

第五章 世界史の系譜と新しい世界史

第六章 さまざまなGlobal History/グローバルヒストリー

第七章 グローバル人文学・社会科学としてのglobal history

第八章 グローバルヒストリーの可能性

第九章 新しい世界史のための四枚の見取り図



終 章 未来につながる新しい世界史のために



【シリーズ構成】(タイトル,執筆者の所属は2018年3月現在のものです)

第1巻

『グローバル化と世界史』

羽田正(東京大学東洋文化研究所教授)



第2巻

『史上初のグローバル・カンパニー――オランダ東インド会社と近世世界』

島田竜登(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)



第3巻

『聖地の世界史――創造される祈りの空間』

守川知子(東京大学大学院人文社会研究科准教授)



第4巻

『古着からの世界史――衣類の再利用・再流通の射程』

杉浦未樹(法政大学経済学部教授)



第5巻

『仲介者のつくる世界史──経済変動とグローバル化のなかで』

村上衛(京都大学人文科学研究所准教授)



第6巻

『海賊と近代世界――「人類の敵」をめぐる国際秩序形成』

太田淳(慶應義塾大学経済学部准教授)



第7巻

『解放しない人びと、解放されない人びと――奴隷制廃止の世界史』

鈴木英明(長崎大学多文化社会学部准教授)



第8巻

『ユーラシアの「茶の世界史」――商人・民族・文化の交錯』

森永貴子(立命館大学大学院文学研究科教授)



第9巻

『両岸の旅人─―イスマイル・ユルバンと近代地中海』

工藤晶人(学習院女子大学国際文化交流学部准教授)

羽田 正[ハネダ マサシ]
著・文・その他

内容説明

新しい世界史のための方法と見取り図を提示する。現代世界をどのように理解すればよいのか、その問いに歴史学が答える。

目次

グローバル化時代の歴史学
第1部 人文学・社会科学と現代世界(人文学・社会科学の「国際化」;人文学・社会科学の暗黙知;知の多元化と言語;グローバル化時代の人文学・社会科学)
第2部 新しい世界史とグローバルヒストリー(世界史の系譜と新しい世界史;さまざまなGlobal History/グローバルヒストリー;グローバル人文学・社会科学としてのglobal history;グローバルヒストリーの可能性;新しい世界史のための四枚の見取り図)
未来につながる新しい世界史のために

著者等紹介

羽田正[ハネダマサシ]
1953年生まれ。1976年京都大学文学部史学科卒業。1978年京都大学大学院文学研究科・東洋史学修士課程修了。1983年イラン学第3期博士(パリ第3大学)。1986年京都橘女子大学文学部助教授。1989年東京大学東洋文化研究所助教授。現在、東京大学理事・副学長、東京大学東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

23
教科書世界史の問題点を指摘し、新たな世界史の創造を掲げた『新しい世界史へ』の続編的な本。2018年刊。著者は西アジア史家で東大副学長。前著から約7年、その間に阪大が『市民のための世界史』で新しい世界史像を提示したり、スケールの大きい人類史が流行ったりして(『サピエンス全史』)、新しい世界史への期待は高まっていると思うのだけど、本書は前書の内容の若干の軌道修正とわずかな見取り図の提示のみで、あとは人文科学と言語の問題とか各国のグローバルヒストリーの状況とか周辺の記述に終始しており、なんとも消化不良。うーむ。2018/07/18

おせきはん

11
国・地域を基本的な単位として歴史を捉える世界史に対し、ヒトやモノの国境を越えた移動が日常化する中で、地球レベルでヒトの行動に焦点を当てたグローバルヒストリーについて論じています。文化人類学では庶民の生活がテーマになることが多い印象がありますが、グローバルヒストリーにおいては、政治や経済、文化を含む全般的な状況を時系列だけでなく横からも見ているのが特徴ではないかと感じました。世界では同じ時期に複数の場所で同じようなことが起きているので、国・地域を越えた広い視点で歴史を捉え直すことは重要だと思いました。2018/09/13

見もの・読みもの日記

3
『新しい世界史』の著者が再び提言する、グローバル時代の世界史。言語別の暗黙知に支えられた人文学・社会科学を多元的な知のネットワークに開いていくこと、かつて「国民の歴史」が国家・国民意識の形成に寄与したように「地球の住民」意識の形成に役立つ世界史を目指すことなど、ハードルは高いが元気が出る。2018/05/17

numainu

2
評価C2018/12/07

にゃんにゃんこ

0
面白さ302020/11/30

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