出版社内容情報
大人になり続けるために――.速く走れる人間をつくってもよいか,プライバシーと治安は両立できるか,人工知能研究は人為的にコントロールすべきか,など12の問いによって思考の翼をさらに広げ,問題構成力,批判的思考力,市民的倫理観を養おう.
内容説明
問いを重ね、思考を鍛える。「速く走れる人間をつくってもよいか」「民主主義は投票によって実現できるか」など、12の問いを通して「問題構成力」「批判的思考力」「市民的倫理観」を養う。好評『大人になるためのリベラルアーツ』第2弾!大人になり続けるために。
目次
第1章 気候工学は倫理的に許されるか
第2章 成人年齢は引き下げるべきか
第3章 速く走れる人間をつくってもよいか
第4章 芸術に進歩はあるか
第5章 人工知能研究は人為的にコントロールすべきか
第6章 民主主義は投票によって実現できるか
第7章 軍事的安全保障研究予算をもらってもよいか
第8章 絶対に人を殺してはいけないか
第9章 学問は社会にたいして責任を負わねばならないか
第10章 自由と公共性は両立するか
番外篇 議論によって合意に達することは可能か
最終章 プライバシーと治安は両立できるか
著者等紹介
石井洋二郎[イシイヨウジロウ]
1951年、東京都生まれ。1975年、東京大学法学部卒業。1978年、パリ第4大学修士課程修了。1980年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1980年、東京大学教養学部助手。1982年、京都大学教養部助教授。1987年、東京大学教養学部助教授。1994年、同教授。2007年、東京大学駒場図書館長。2012年、東京大学副学長。2013年、東京大学大学院総合文化研究科長・教養学部長。2015年より東京大学理事・副学長。東京大学名誉教授。学術博士。主要著訳書『ロートレアモン イジドール・デュカス全集』(訳,筑摩書房,2001,日本翻訳出版文化賞・日仏翻訳文学賞)、『ロートレアモン 越境と創造』(筑摩書房,2008,芸術選奨文部科学大臣賞)ほか
藤垣裕子[フジガキユウコ]
1962年、東京都生まれ。1985年、東京大学教養学部基礎科学科第二卒業。1990年、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。1990年、東京大学教養学部助手。1996年、科学技術庁科学技術政策研究所主任研究官。2000年、東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系助教授。2010年、同教授、2013年、東京大学総長補佐。2015‐2016年度東京大学大学院総合文化研究科副研究科長・教養学部副学部長。学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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