谷崎潤一郎全集〈第8巻〉鮫人 AとBの話 アマチユア倶楽部

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  • サイズ A5判/ページ数 547p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784124035681
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

内容説明

谷崎がこよなく愛した震災前の浅草を舞台に、劇団員や画家、三文文士の群れと性別や国籍すら曖昧な謎の美少女の暗躍を描いた「鮫人」、対立する藝術家同士による分身譚「AとBの話」、舞台劇上演をめぐる問答「検閲官」などを収める。谷崎がはじめて手がけた映画脚本「アマチユア倶楽部」を参考として収載する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

訪問者

3
「鮫人」は後半もぜひ書いて欲しかった。「私」、「途上」は極上のミステリー。2019/07/25

MatsumotoShuji

2
書き始めたものの全然面白くないからユニークなキャラを登場させ、それでも面白くないからミステリアスなエピソードを加え、それでも面白くないからさらに謎めいたキャラを放り込み、それでも面白くないから中断……という谷崎の心理だけは面白い「鮫人」。あとの短篇もそれぞれ谷崎らしいけど決め手に欠ける。一番楽しめたのは一番谷崎らしくない「蘇東坡」でした。 2019/01/25

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