出版社内容情報
『旅と歴史』の編集長に花巻祭りの取材を命じられ、宮沢賢治が理想郷の意味を込めてイーハトーブと名付けた岩手県花巻市を訪れた浅見光彦だったが、彼の到着後に宮沢賢治ゆかりの地である「イギリス海岸」「さいかち淵」で相次いで二人の男の殺害死体が発見される。しかも被害者の一人は死の直前に「幽霊を見た」と周囲にもらしていた……。浅見光彦、靄の彼方に潜む幽霊の正体を追う! 〈解説〉新名 新
〈目次〉
プロローグ
第一章 イギリス海岸にて
第二章 花巻祭りの夜
第三章 毒もみの好きな局長さん
第四章 復讐する少女
第五章 銀河鉄道の惨劇
第六章 美しき修羅
エピローグ
自作解説
内田康夫[ウチダヤスオ]
著・文・その他
内容説明
『旅と歴史』の編集長に花巻祭りの取材を命じられた浅見光彦だったが、彼の到着後に宮沢賢治ゆかりの地である「イギリス海岸」「さいかち淵」で相次いで二人の男の殺害死体が発見される。しかも被害者が死の直前に「幽霊を見た」と周囲にもらしていた…。浅見光彦、靄の彼方に潜む幽霊の正体を追う!
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
東京都生まれ。1980年『死者の木霊』でデビュー。以後、長編推理小説を精力的に発表し、旅情ミステリーの第一人者となる。2007年には著作総発行部数が一億冊を超える。08年、ミステリー文学への多大な貢献が称えられ日本ミステリー文学大賞を受賞した。15年には、一般財団法人内田康夫財団を設立。16年4月、軽井沢に「浅見光彦記念館」オープン。18年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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