出版社内容情報
二十世紀を代表する歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。
【目次】
第一版緒言
? はげしい生活の基調
? 美しい生活を求める願い
? 身分社会という考えかた
? 騎士の理念
? 恋する英雄の夢
? 騎士団と騎士誓約
? 戦争と政治における騎士道理想の意義
? 愛の様式化
? 愛の作法
? 牧歌ふうの生のイメージ
?? 死のイメージ
?? すべて聖なるものをイメージにあらわすこと
史料解題
年譜
ホイジンガ[ホイジンガ]
著・文・その他
堀越 孝一[ホリコシコウイチ]
翻訳
内容説明
二十世紀を代表とする歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。
目次
はげしい生活の基調
美しい生活を求める願い
身分社会という考えかた
騎士の理念
恋する英雄の夢
騎士団と騎士誓約
戦争と政治における騎士道理想の意義
愛の様式化
愛の作法
牧歌ふうの生のイメージ〔ほか〕
著者等紹介
ホイジンガ[ホイジンガ] [Huizinga,Johan]
1872年、オランダに生まれる。1905年、フローニンゲン大学教授。1915年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、1919年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。1945年、死去
堀越孝一[ホリコシコウイチ]
1933年、東京に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒、同大学大学院西洋史学博士課程修了。茨城大学、学習院大学、日本大学をはじめ、多くの大学で教鞭をとる。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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