中公文庫<br> なぜリーダーはウソをつくのか―国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」

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中公文庫
なぜリーダーはウソをつくのか―国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122065031
  • NDC分類 319
  • Cコード C1131

出版社内容情報

ビスマルク、ヒトラーから、ケネディ、ジョンソン、カーター、ブッシュまで。国際政治で使われる戦略的なウソの種類を「国家間のウソ」「恐怖の扇動」「戦略的隠蔽」「ナショナリスト的な神話」「リベラル的なウソ」の五つに分類、世界史を騒がせた事件・戦争などの実例から、当事のリーダーたちの思惑と意図を分析、さらに、そのリスクを論じる。目次より第一章「ウソをつく」とはどういうことか第二章 国際政治で使われるウソの種類第三章 国家間のウソ第四章 恐怖の煽動第五章 戦略的隠蔽第六章 ナショナリスト的な神話第七章 リベラル的なウソ第八章 国際政治で使われるウソの難点第九章 結論

内容説明

ビスマルク、ヒトラーから、ケネディ、ジョンソン、カーター、ブッシュまで。国際政治で使われる戦略的なウソの種類を「国家間のウソ」「恐怖の煽動」「戦略的隠蔽」「ナショナリスト的な神話」「リベラル的なウソ」の五つに分類、世界史を騒がせた事件・戦争などの実例から、当時の国際情勢とリーダーたちの思惑と意図を分析する。

目次

第1章 「ウソをつく」とはどういうことか
第2章 国際政治で使われるウソの種類
第3章 国家間のウソ
第4章 恐怖の煽動
第5章 戦略的隠蔽
第6章 ナショナリスト的な神話
第7章 リベラル的なウソ
第8章 国際政治で使われるウソの難点
第9章 結論

著者等紹介

ミアシャイマー,ジョン・J.[ミアシャイマー,ジョンJ.] [Mearsheimer,John J.]
1947年生まれ。シカゴ大学のウェンデル・ハリソン特別記念教授。専門は国際関係論で特に安全保障分野。『大国政治の悲劇』で「オフェンシヴ・リアリズム」という国際関係論の理論を提唱。また中国の拡大を警戒する「米中衝突論」を主張し、2003年には米軍のイラク侵攻を批難してネオコンたちと対立した

奥山真司[オクヤママサシ]
1972年生まれ。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学卒業後、英国レディング大学大学院で博士号(Ph.D)を取得。戦略学博士。国際地政学研究所上席研究員、青山学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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TS10

12
国際政治において国益のために使用される「ウソ」について分析する本書。著者は、恐らくイラク戦争にあたりブッシュ政権がついた「ウソ」を念頭に本書を執筆したと思われる。そのためか、政権が国民に対して「恐怖の扇動」と「戦略的隠蔽」を使用することの危険性について力説している箇所が目に付く。そうした「ウソ」をついて政策を実行したとして、高い確率で失敗に終わるか、そうでなかったとしても政治文化を堕落させかねない。リアリストとして高名な著者であるが、こうした点にマキャベリストとの違いが読み取れる。2024/03/28

Honey

8
本文は、1~4章の途中までと、9章(結論)読了。 全体論文調で、言葉の説明と事例解説の繰り返しが多いようなので、かなりナナメ読み。で、奥山さんのあとがき「訳者解説」が、私には一番価値がありました。2020/04/22

スプリント

7
なぜリーダーはウソをつくのか?それはリーダーだから。 ウソの理由を建前で取り繕うための戦略が5つ紹介されています。2018/10/07

バルジ

6
今現在も平然と嘘を付き民間人を虐殺する某大統領を思い浮かべつつ再読。ミアシャイマーいわく「他国に対して嘘を付く事例は少なく自国民に対して使われる嘘が圧倒的に多い」という。通常指導者が嘘を付くのは「国益に適う」と判断するからであるが、他国に対してのそれはむしろ国益を害する可能性の方が高い。フルシチョフが自国のミサイル攻撃能力を過大に誇示した結果、アメリカはソ連を上回る軍拡を行い、結果としてソ連の国益に適うものではなくなったのがその類例である。2022/04/30

Mitz

4
国際政治で使われる「国家間のウソ」「恐怖の煽動」「戦略的隠蔽」「ナショナリスト的な神話」「リベラル的なウソ」という5つの戦略的な“ウソ”に関する論考。興味深いテーマではあったが、事例の引用において、より具体的且つ国際政治の枠組みや当時の情勢に踏み込んだ考察があれば、もっと説得力のある内容になっていただろう。一方、今現在の日本の政治を考える上で参考になる示唆に溢れていた。無見識な一市民として何かができるというわけではなく、“知らぬが仏”という事もあろうが、自分の知見が及ぶ限り政治というものを考えていきたい。2018/01/22

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